見出し画像

委員長は突然に

始めまして、壺捏ね職人つぼこねしょくにんと申します。
mixi以来の長文を打ち込む手は季節柄冷え切っていて、アームカバーで手首を温めていないとパソコンが打てないだなんて、自分の年齢を噛みしめてしまう。

このnoteを開設した理由。
それは、小学校PTA活動で感じたことを引き継ぎ資料としてまとめようと考えキーボードを打ち込み始めたものの、感想がひたすらに終わらないのである。「短文:」と書き始めたにも関わらず、気が付くと10行近く打っていた。そう、約7カ月の間で私の経験した時間はとてもとても数行では収まらないのであった。

はてさて、どうしましょう。
せっかくなら、吐き出してしまいましょう。
そうしましょう。

では、まずタイトルの回収といきましょうね。

暑さが準備運動をし始めた5月。娘の入学時に提出した「PTA希望カード」に書いた通り、私は広報委員として招集を受けて体育館を訪れた。広報とはPTA広報誌を発行するのが主な仕事であった。他の委員よりも仕事内容がはっきりとしていた為に選んだ。そう、それだけの理由なのです。だって、他の委員って何してるのか知らなかったもの。

各学年から2名づつ、合計12人の保護者が円を作ったパイプ椅子に座っていた。見知った顔はなし。そりゃー、娘が一年生だった去年、初めての緊急事態宣言のせいで親も子も学校との接点は非常に薄かったのである。

「広報内で委員長、書記、会計をこの12人の中から選んでもらいます。立候補の方いらっしゃいますか?」

この言葉に反応した保護者が二人手をあげた。二人は書記と会計となった。残った委員長という看板。立候補者は出ず、抽選という形となった。目の前に差し出された筒には割りばしが数本。

「南無三!」

こうして、私は初めてのPTA役員に、初めての広報委員長という肩書を頂戴したのでした。

次回、「分厚いクリアファイルが二個、それでもマニュアルはなし」お楽しみ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?