この日に集まろうよ

市販薬で一日過ごしていたが喉の違和感は改善されず。
仕方ない、病院に行くか。
せっかく子供たちも休みにして自主祝日をパジャマで祝おうとしたのに…
多めに薬をもらっておこう。
不本意ながら、ハイキング用防水防風ジャケットを羽織り、手袋を手にはめて、玄関ドアをがらがらと横に押しやる。

雨が降る日、いつものイヤホンはお留守番。

それでは、最初に亀裂が入ったらしき出来事から始めましょうね。

初めて会った日から次の定例会までは一か月程度開きがあった。カレンダーによれば。そんなに時間あったっけ?と思いつつも自分の手帳にそう記されていた。

その間に、再び三役で打ち合わせしたのは一回。確か、定例会に使う為の資料を印刷するために学校に集まった気がする。
しかし、実はこの集まりの前に外で打ち合わせしないかと提案されていた。
そう、タイトル「この日に集まろうよ」である。

理由は忘れたが、その日は都合が悪いから二人だけで出来る範囲で構わないから今後の話を相談してほしいと伝えた。

だいぶ先の話になるが、「感情一斉射撃」をされて夕飯が喉を通らなくなった日に、この外での打ち合わせに来てほしかったと言われた。

いや、私の都合やろがい。

では、ここで三役のスケジュールをざっくりと解説しておこう。
会計:フルの仕事を週三、幼稚園児の送り迎えに加えサッカー教室の送迎、パートナーはフルの仕事で育児はワンオペ。

書記:専業主婦、会計と同じ幼稚園に通う子供がいる仲。

私:在宅ワーク。仕事の忙しさは大体自分の体力と相談。幼稚園児一人の送り迎えを毎日行っている。

まぁ、小学生の子供を持つ多くの親御さんのように、子供が学校に行ってしまえば空き時間が発生するが子供が帰宅してしまえばそこからノンストップで寝る時間までは母親業を余儀なくされている。

つまり、PTAの仕事をすべてこの母親業以外の時間に当てているのである。それは、いわば、自分の時間を捧げているといっても過言ではない状況であった。

ここで、会計、書記、私の自由時間の使い方の違いによって様々なことがすれ違っていく。

次回、「締め切りまで二週間」お楽しみに。

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