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マツカンフェス物語#30「服部管楽器・酒井慎太(さかしん)」

ミュージシャン・スタッフとのご縁紹介編その10「服部管楽器・酒井慎太(さかしん)」

2018/7/14 SAT~2021/10/29 THU

管楽器修理のお店「マツカン」は11月28日(日)に横浜・関内で音楽フェスを開催することになった。

今回「マツカンフェス」は有観客ライブの様子を“配信”でもお届けします。
横浜は遠方で行けないという方は是非“配信”でお楽しみください♪
そしてその配信を手掛けるのが服部管楽器。
楽器屋さんだからこそ演奏の様子をヴィヴィッドにとらえて配信できます!

その服部管楽器の皆さんから二人目は酒井慎太さん・通称さかしんさんを紹介します。

さかしんさん

さかしんさんとのファーストコンタクトはSNS“Twitter”でした。
2018/7/14(土)にさかしんさんが松本をフォローしてくれた。
たぶん当時服部管楽器がおこなっていた「楽器なおし隊」という活動を松本がリツイートしたのがきっかけだと思う。

「楽器なおし隊」については服部社長の回(マツカンフェス物語#35予定)で詳しく説明します。

服部社長をはじめ、天野さん、中原さんが外へと営業活動するのに対して、さかしんさんはお店を守るというカンジに見受けられます。
管楽器修理をメインにやっていますが、もちろん配信の仕事も手掛けます。
マルチな活躍。

やはり服部社長が社員みんなに色々な挑戦を仕掛けるので、みんなのんびりしていられない(笑)

たとえば、社内会議をYouTubeで公開してしまう!

株式会社服部管楽器は現在岡山店と東京・西巣鴨店の2店舗展開をしているのだが、当然会議はZoomを利用してリモートで行う。
その様子をそのままYouTube配信するという非常に珍しい試みをこの夏からはじめた。

社内会議ってサラリーマンをやっているとみんな経験しているけど、他社の社内会議を見ることはない。
転職して、前の会社とだいぶ違う進行、違う雰囲気でやっているなぁと感じることもあるだろうが、それは転職した数しか経験しない。

僕は管楽器修理の仕事をはじめるまえ1社しか会社勤めをしていないので、服部管楽器が社内会議を公開すると聞いてとても好奇心に駆られた。

そして、実際に見て、面白かった。
今、服部管楽器がどんな課題を抱えているか?その課題に関わっている社員がその報告をし、疑問点を他の社員が質問する。
適宜、服部社長が課題解決のヒントや会社方針をわかりやすく説明してくれる。
相手に理解してもらって、はじめて、コミュニケーションは成立したことになる。
でも、すべての議題がうまくいくわけではない。難しい問題に戸惑い、言葉を失うこともある。
そいうところがとてもリアルである。

チームワークで物事を進めていくというのはこういうことなのか、腑に落ちる。

面白いだけでなく、ためになる。

しかし、この会議に参加している人たちは、たまったものではない。
ここで発表したことが将来遂行できるのかどうか?
この配信を見た人にこの先も見つめられる(監視される?)ことになるのだから。
すごいプレッシャーである。

しかし、このことすら服部社長は織り込み済みなのだ。
きっとそのはず。
社員のお尻だけでなく、自分のお尻を叩きながら、前に進もうとしている。

ほとほと服部管楽器は大変なところである。
でも、そこには息苦しさはなく、面白がる精神がそこはかとなくにじんでいる。


この会議、はじめはもちろん服部社長が司会進行していた。

しかし、2021/10/1(木)開催の会議の司会進行はさかしんさんが任命された。

2021/10/1(木)服部管楽器岡山東京会議

いやー、なかなかの試練です、これ。
もちろん、服部社長のようにスムーズには行かない。
でも、服部社長の姿をずっと見ていたので、見よう見まねで何とか会議を進めることができた。
きっとたくさん準備してきたことだと思う。


そして、この経験をもとに、もっとスムーズに、エンターテインメントに“議事進行してみよう精神”で1ヶ月後の会議の司会進行もさかしんさんが務めることになった。

2021/10/29(木)服部管楽器岡山東京会議

経験は人をたくましくさせる。役職は人を育てる。
1ヶ月前と比べて格段の進歩である。
なによりも表情が前回と全然ちがう。
柔和なのだ。
心に余裕がある証拠である。

さかしんさんお疲れ様でした!

つづく

酒井慎太(さかしん)さんTwitterアカウント
@sakashin4589

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