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【OTA編〜その5〜】

北兵庫、バーのある宿MATSUDAYA 松田屋の若旦那が、宿や地方のこと、マーケティングについてお話をするブログです。ちょっとサボってしまって更新が滞ってしまったので、まとめて書いていきます(汗)今回は 〜其の5〜【広告は賢く使おう】です。それではいってみましょう!

広告の目的を理解する

OTAの担当者が様々な広告商品を提案してこられますよね。〇〇特集とか、〇〇SALEとかそういうヤツです。これを頑なに「広告商品はボッたくり」とか、「費用対効果が悪い」とか言って全く使わない人もいますが、やはりこれは使わないと勿体無いと思うのですよね。 ここで大事なのは【広告の目的】を理解することです。【広告】というのは貴方の宿がユーザーの目に触れるチャンスを増やすことです。つまり、アナリティクスでは〝アクセス数〟の変化に注目。 広告で伸びる可能性があるのは主に〝アクセス数〟であって〝PV数〟ではありません。PV数はページを充実させることによって、ページの回遊率が上がり増加します。つまり、広告掲載とはあまり因果関係がないのです。 何をイジればどの数値が変化するのかを理解していないと、効果測定が出来ず、次の戦略が打てません。

オンライン宿泊サイトにおける【広告】の種類

オンライン宿泊サイト(OTA)の広告には主に4種類あります。
【①無料掲載のもの】
【②有料掲載のもの】
【③SALEの割引原資が自社のもの】
【④SALEの割引原資がOTA持ちのもの】

〝〇〇SALE〟っていうのも、サイト内にそれ用の新しい入り口が出来るので、割引でもありますが、これも「広告」と考えられます。 ①については該当するプランがあればすぐにエントリーするのが良いですが、問題は②以降ですねw

【何をKPIにするか】

ここはどれぐらいの費用対効果を求めるかということになってきますが、【広告】を打たなければ基本的にはアクセス数は上がりません。 野球で10本ヒットを打つという目標を達成するのに、20球か、50球か、100球か、どれが1番確率が上がるかという話です。 【広告】が上げてくれる効果はこの【球数を増やすこと】です。

だから、広告を打って結果を検証する時に注目する数値【KPI「Key Performance Indicator」日本語では「重要業績評価指標」ですね】は、
【何件の予約が入ったか】よりも、【どれだけアクセスが伸びたか】を指標にすべきなのです。 ただ広告を打ってもアクセス数が伸びない(クリックされない)場合がありますので、それはまた次回に。





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