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選挙後の3DCG授業

昨日と今日の授業が終わった。大学生と専門生。

授業というものは、学生の将来を考えてやるものなので、気分的に先日の選挙の結果がのしかかって来る。

特にインポイスとか、デザイナーとしての彼らの道の一本を塞いでしまうような政策を推進する政党、税金だけ上げ、保障と人権を減らしたい政党が牛耳る未来の可能性が大きい現状の可能性を考えると、暗い気持ちにならざるを得ない。 (インボイスが関係ないくらい稼げばいいというような脳たりん意見もあるようだが、そんな奴が全デザイナーの何パーセントいるというのか……。学生に毛が生えたくらいの彼らが、コンピューターを一台、ソフトを一本買うときにいくらの消費税がかかることか……、さらには消費税は19%目指して進むってさ)

……が、授業内ではまつりごとは介入しない。厳しい中でも希望に近づけるようにより力を入れて授業は進めた。それでももちろん、この状況のせいで不幸になる学生をゼロにはできないだろう。

今までは、学生の留学相談はリスクを考え、かなり抑える方向で対応してきた。 これからは割と推す方向にならざるを得ない(もちろん、細かく状況を聞いてアドバイスするので、結果としては慎重派には留まるだろうが……) この国にいて、君たちの未来はあるのか?

という気持ちを隠して授業に望んだが、学生も努力度を上げ始めた者がけっこう、いる。 本能的に危機を感じているのかも知れない。