お金の受け渡し

おつかれさまです。最近コメダの快適さを知ったまっつんです。コメダって電源、Wifi完備なんですね。知らんかった。

今回はお金の受け渡しの際に起きたことを綴ります。





ある日、僕の愛車（原付）の10秒チャージのためにガソリンスタンドに寄った。（原付の給油ってほんと10秒チャージなんよ）

そこは家から最寄りのフルサービスのガソリンスタンドで、給油も支払いも全てスタッフの方がやってくれる。
その日は気がよさそうなおじいちゃんスタッフが対応してくれた。



給油が終わり、会計は617円とのこと。
僕は現金で1000円を手渡し、お釣りがくるのを待つ。

少しすると、おじいちゃんスタッフがえっさほいさと小走りで僕に駆け寄り、


「お釣りが383円ね」


と言い、僕に差し出した。

僕は何の気なしに財布の小銭入れを開け、


「ここの中に入れちゃってください」


と言った。すると、おじいちゃんスタッフ


「ええ、ほんとにいいんかい？」


と、わざわざ確認を取ろうとしてくる。


（なんでもいいからはよ入れてくれ）


と思いつつ、


「どうぞ入れちゃってください」


とクールに切り返す僕。僕じゃなきゃこんなセリフ、緊張で嚙んじゃうね。



そうして出発する準備をしていると、おじいちゃんが話しかけてきた。


「もしかしたら騙されとるかも分からんで、ちゃんと確認したほうがいいと思うよ」


（めっちゃおせっかい好きのありがた迷惑おじいやん）


と思いつつも、


「気を付けますねー」


と声をかけ、帰路についた。



家に帰り、ふとおじいちゃんスタッフの言葉について考えた。
今までの経験で、意図してお釣りを少なくされた、お金のやり取りで騙されたということはない。ないはずだ。

しかし、それは治安の良い”日本”での話だ。

では海外だとどうだろうか。
と言われても海外生活の経験がない僕にはわからない。
が、あまり良い噂は聞かない。

お金のやり取りとは違うが、


「バイクで後ろに荷物載せて止まってた時に、横の車が窓越しに手を伸ばしてきて荷物を盗まれた」


と、フランス人の女の子が笑いながら話していた事を思い出した。

それを思うと、来年から海外に行く僕にとって、


”お金のやり取りに過敏になる”


というのは意外と重要なことかもしれない。
平和な日本にいる間はよっぽど大丈夫だと思うが、海外ではどうなるかわからない。
日本人はよく騙されるって聞くし。

母にも


「あんた素直すぎるで騙されんように気を付けなよ」


とよく言われる。大きなお世話だ。



いずれにせよ、今の内から自分の身の回り、お金まわりに多少は意識を回すことも必要だな、と思った出来事でした。

ありがとう、ガソリンスタンドのおじいちゃん。
あなたのおかげで、未来の僕は救われているかもしれない。

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