産前産後で、本当に女性の愛情曲線は低下するのか。妻へインタビューしてみた笑
どうも、育休中のこうすけです。
我が家の晴も、もうすぐ3ヶ月。すくすく育ってくれて、もう、毎日可愛すぎて、妻と晴との葉山の生活はもう豊かすぎます。貯蓄を使いながらの育休という名の単なる無職満喫なので、お金は非常に心配です笑。
今回の話題はこちら。
夫にとっては、もう悪夢の、女性の愛情曲線
きっかけは、妻と一緒に通っていた整体師さんからの言葉。子どもを授かるためにもいろんなアドバイスを頂いていて、無事妻が妊娠できたのですが、妊娠後に一緒にその整体師さんのところに、行って言われた言葉。
「愛情曲線て、知ってますか?旦那さんには言いにくいかもしれないんですが、旦那さんは奥さんにとって一番であってほしいと思うかもしれないんですが、科学的な統計として、もうそうならないことがわかっているんです。だから、心してかかってくださいね。」
女性の愛情曲線のポイントを僕なりにまとめると、
(1)結婚後は必ず夫への愛情は下がる
(2)出産前後でその後、夫への愛情曲線が上がるか下がるかが決まる
(3)夫への愛情が復活するのは、「夫と子育てを二人でした場合」
(4)夫への愛情が下がり続けるのは、「夫が子育てを手伝ってくれなかった場合」
これには、恐ろしいことが二つ書いてあります。まず、何をしようと、夫への愛情が下がること…。そして、子育てが大事であること。
後者は直感的にもよく分かるのですが、前者が僕には衝撃でした。周りの子ありお父さんに聞いても、「それは避けられないよ。」「生理的にそういうものだから。」「愛情の量はキャパシティーが決まっているから。」そう言われ続けたのです。
でも、それを言われながら、僕は本当にそうか?とずっと思っていました。経験的に、生理的なことを理由にしたとしても、往々にして、実はコミュニケーションの問題や、囚われている常識的な何かがあって、実は本当にそうじゃない・・・。僕の人生ではそういうことばかりだったので、これに挑戦をしてみました。
結果、どうだったか。
隣に丁度妻がいるので、この産前〜産後3ヶ月弱を振り返って、実際どうだったのか、インタビューしてみました笑。夫による妻へのインタビュー
(1)妊娠発覚後、出産までの間に、夫への愛情は下がりましたか?
夫からの愛情を感じることがとても多かったですし、夫への信頼感があがりました。
(2)どんなときに、特に夫の愛情を感じましたか?
検診についてきてくれたのも愛情だったなと思ったし、本当に身体が辛い時にマッサージをしてくれたことも愛情だと思いました。赤ちゃんのことだけじゃなくて、私の身体のことを考えてくれたことは嬉しかったです。
(3)夫がしてくれたことて良かったことを3つ教えてください。
何よりも、まずはマッサージです。マッサージは良かったです。腰とか、肩とか凄い痛くなるから、リアルにそういうのを和らげてくれて、スキンシップにもなるし。二人でゆっくり話す時間にもなりました。
あと、検診にいつも一緒にきてくれたことです。私は妊婦でお腹の中に赤ちゃんがいるから、赤ちゃんがお腹を蹴ったなとか、身体が重くなって赤ちゃんが大きくなったな、とかわかるけど、旦那さんには身体的にそういう変化が起きにくいですよね。こうすけは、検診に一緒に来て、赤ちゃんの心臓音を聞いたときに、「頭ではお腹に赤ちゃんいるってわかってたけど、音聞いてすごいびっくりした」ときいて、嬉しかったです。あと、不安なことを先生に話すときに、横にこうすけがいると、私が何に不安なのか、わかったくれたんじゃないかと思います。
出勤一緒にしてくれたのも良かったです。精神的な安心感が半端なかったです。マタニティーマークとかつけていても、皆あんまり見ていないし、満員電車のぎゅーぎゅーな地下鉄の中で、お腹潰れちゃうんじゃないかって怖かったし。匂いも辛かったり、貧血で気持ち悪くなったりするから、倒れちゃったらどうしようとか、倒れて迷惑かけたらどうしようっていつも不安でした。満員電車の中で潰されないようにスペースを確保してくれたり、体力を温存するために荷物を持ってくれたり、気持ち悪くなったら水を買ってくれたり。なにかあっても、こうすけがついてくれているということがすごく大きな精神安定剤でした。
(4)子どもが生まれてみて、夫への愛情は減りましたか?
減ったか、減っていないかでいうと、減っていない気がします。
夫への信頼感は凄い増しました。一緒に晴くんのことを考えてくれたり、心配事を一緒に共有できたり、お世話してくれたり。辛い夜も一緒に乗り越えてくれている感じがします。
(5)出産して、もうすぐ3ヶ月が経過しますが、改めて今振り返ると、
夫との関係性はどう変わったと思いますか?
生まれる前は、私ができなくなることや、新しくやらなきゃいけないことを全部こうすけにやってほしいと思っていたけれども、今はこうすけが全部やってくれなくても、色んな人が遊びに来てくれてやってくれるから、そういう形もありだなって思えるようになりました。
うちに遊びに来てくれる人や、一緒に住んでくれている人が、みんな御飯作ってくれたり、服くれたり、喋り相手になってくれたり、みんな助けてくれます。
出産前に思っていた、「育児はこういうふうに分担してやるんだ」は全然その通りになっていないけど、全体としてはなぜかうまくいっていて笑、それはこうすけのおかげだと思っています。
(6)産後3ヶ月が経過し、改めて、愛情曲線を見るとどう思いますか?
私はこのパターンじゃなかったけど、そうなりえるなと思います。もし、こうすけが仕事で忙しいのがずっと続いて、周りに誰も頼れる人がいなかったらすっごい孤独だったと思うし、どうしていいか分からなくて不安だったと思います。
夫なのになんで一緒にやらないのとか、私ばっかり大変とか、思っちゃってたかも。もっというと、夫を恨んでたかも。
(7)なんで、そのパターンにはまらなかったんですか?
何がその分岐だったと思いますか?
精神的な部分と肉体的な部分で凄い助けられていた感じかなぁ。
晴が生まれる前にマッサージに一緒に行って、この人は私の体のことを本当に気遣ってくれてるんだって思って信頼感が生まれたし、出産してからも色んな人が来てくれて孤独にならないようにしてくれました。
育児でも、いつもお風呂に入れてくれたり、朝シフトと夜シフトで、夜はこうすけ担当で私の寝る時間を作ってくれたり、おっぱい以外の育児はこうすけも全部できるからすごく安心できます。私がやったほうが上手って思ったり、あなた何もわかってないって、イライラすることがないです。
あと、私が育児頑張っていることを凄い褒めてくれるから、辛くても頑張ろうって思えます。
(8)とはいえ、不安なことはなんですか?
お金笑。
(9)夫が育休的生活を選んだことについてどう思いますか?
一緒に過ごせる時間がたくさんあってすごい嬉しいです。
最初から、育休を取るって言ってくれていたことも嬉しかったです。最初は戸惑ったけど。どういうつもりなんだろう?と。フリーランスで育休手当ないし、とはいえ会社員になることを選ばないし…。
世間一般で言う育休って、会社員で一ヶ月とるといったイメージだけど、フリーランスでもとれるんだ!と思って、一ヶ月じゃなくて、二ヶ月、三ヶ月と一緒に晴の成長を一緒に見れるのは、幸せすぎます。
(10)これから、妊娠や出産を控えている夫婦に、
愛情曲線が下がらないように or すぐに復活するように、
出産前にできることとして、伝えたいことがあるとしたら何ですか?
産婦人科の先生や、身体のことをメンテナンスしてくれる先生など、奥さんが専門家に相談するタイミングで、できるだけ一緒に行って、奥さんがそこで何を話すか聞いてあげてほしいです。出産前はとにかく不安で。
私が何に不安なのかを、この人は聞いてくれたり、知ってくれているというだけで安心感があるし、もし更に不安に対してアクションができるなら更にうれしいです。
我が家だと、検診とマッサージはいつも二人でいっていました。
例えば奥さんが一人で検診に行って、先生に言われたことをあとで旦那さんに伝えようとしても、分かりにくいって言われたりするし、伝えるの難しいですよね。
でも、二人で一緒に話を聞くと、旦那さんの納得感は全然違うし、奥さんもあの人(旦那)は何もわかっていない!と思いにくくなるし、何よりも奥さん自身が安心できるようになります。
マッサージは、奥さんがどこに不調を感じているかを先生に話せば旦那さんもわかるし。先生に、「私にあうマッサージ」かつ「家でもできる」マッサージを教えてもらい、それを毎日やってもらったことが、ふたりともこれをやっておけばいいという安心感があったし、実際に体調もとても良かったです。
また、旦那さんには、自分が奥さんのためにできることを一個でいいから見つけてずーっとやり続けてあげてください。それが奥さんからの信頼につながります。特に、奥さんの身体のケアに繋がることをしてあげることをお勧めします。
そして、関係性が一時的に険悪になっても、絶対にやること。自分が疲れていたり、奥さんがマタニティーブルーになっていても、続けることが大事です。やり続けてくれたという事実が、いつか、二人を助けてくれる気がします。
また、奥さんが、すっごい不安になっていたら、その情報をどこから仕入れたのか聞いてあげたほうがいいです。大量の情報が入ってくるし、自分から探す情報もあれば勝手に入ってくる情報もたくさんあるので。
ほとんどのメッセージは、「ちゃんとしなさい」で、私はちゃんとできていないんじゃないかと不安になります。不安になるのはどうしようもないから、不安なんだね、という気持ちは受け止めてあげてほしいです。
(11)これから、妊娠や出産を控えている夫婦に、
愛情曲線が下がらないように or すぐに復活するように、
子育てに関して、伝えたいことがあるとしたら何ですか?
妻を孤独にしないこと。孤独にすると、一日中スマホを見て、いかに自分の育児ができていないということの情報を仕入れて、より鬱になるループにハマっていきます。
身体的にも全身が痛くて動けないし、身体はバキバキだし、重労働でおっぱい上げるだけで疲れちゃう。おっぱいをあげるって血を吸われているってことで本当に疲れています。赤ちゃんのお世話を手伝うプラス、ママの体を温めてあげたり、マッサージしてあげると行った、ママへのケアが大事です。
精神的にも、とにかく不安で。「不安なんだなって」行ってくれて、不安を受け止めてくれたり、リアルにいろいろ調べて解消してくれたり、うんちも臭いね!っていって一緒に大変なことも笑いあえたり。
ひとりだとただただしんどいことも、二人だと笑えたりする。一緒にやってくれているってことが大事だと思います。
(以上)
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