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場作りの本質を、「運がよくなること。」と定義してみる。

「場作り」は、広い概念だ。

実際の空間を作ることも、人と人が出会う場を作ることも、マッチングアプリで出会うことも、場作りだ。人と人が交わる営みにおいて、むしろ、場作り以外のことを探すほうが難しいかもしれない。

その中でも、今回の「場作り」は、「人と人が出会い、ともに過ごす場を作る営み」と定義する。この定義の中で、場作りの本質とは何か。

興味関心が近い人同士が繋がれること。安心してダイアログでき、深い関係になれること。今必要としている人や情報や学びと出会えること。

場ごとに、たくさんの要素が思い浮かんでくる。しかし、これらをすべてひっくるめて、一言でいうと、場作りの本質とはなんだろうか。僕は、「運が良くなること。」と考えている。

自分が過去参加した場を振り返ってみても、素晴らしい場とは、参加する前に意図したことが意図通りに起こるだけではなく、意図を超えて、想像もしなかった出来事が起きてくれる場だった気がする。

参加した方に、「この場はどうでしたか。」と聞いた時に、「なぜか分からないのですが、あれ以来、良いことが起こりやすくなりました。運が良くなった気がします。」と笑いながら言われてしまうような場、そんな場を創れたら良いなと思う。

「運が良くなる場をデザインする」、コントロールできないものをデザインするという意味で不思議な表現だが、僕は、意図的に奇跡を起こすことはできないが、奇跡を起こる確率を上げることは、可能だと考えている。

その意味で、運が良くなる場をデザインする、こういうことが出来たら良いし、そういう場が世の中に増えたら良いな、と思う。

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芸術のげの字も知らなかった素人が、芸術家として生きることを決めてから過ごす日々。詩を書いたり、創作プロセスについての気付きを書いたり、生々…

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