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あなたのビジョンを描かせて下さい。

前回、「ビジョンとは何か」という記事を書いた。

今はなき未来が、現実か夢か、区別が出来ないほどの解像度で未来が想像できているとき、その「情景」のことをビジョンと呼ぶ。

もちろん、この「ビジョン」とは現実には、「今この瞬間に見える、未来の景色」のことであり、実際には未来のことではなく、今この瞬間のことを意味している。想像することしか見えないとも言える。だから、「ビジョン」は変わりうる。

でも、これが「ビジョン」である。

6月、7月と、自分の表現したいことを200%表現しきった。外に見えるものも、見えないものも含めて。その流れが一旦終りを迎えた瞬間、ふと欲求がふつふつと湧いてきた。

「人のビジョンを描きたい。」

僕は、基本的に作品を作る時には、詩的な文章を書くところから始めることが多い。また、未来のシーンをすでに現実に体験している形式で、小説形式で文章を紡ぐことが多い。下記の2つはその例だ。

明日、僕は死ぬ
自分が死ぬ前日に、人生を回想した文章。約10,000字。

vision of kodou
"kodou" という、いのちを光に変化する営みのビジョン。約6,700字。

同じように、僕ではない誰かの、未来の妄想を聞き、それを可視化し、構造化し、そしてインスピレーションが湧いたらストーリーとして記述したい。そんな情熱というか、欲求が湧いてきた。

なぜ、僕自身もそれを、言葉を通して描きたくなったのかわからない。そしてこの欲求がいつまで続くか分からない。でも、今この瞬間は、それを描きたくなってしまっている。

あぁ、そうか。書きながらわかった。僕は、この世界に美しいものが増えてほしいと願っている。その意味で、ビジョンとは、美しいのだ。ビジョン自体が美しいというよりも、それを現実化するプロセスに美があるし、それが現実化されて人に届いてしまったときの、美しさと喜びはひとしおだ。

僕自身でできることには時間としても限りがある。だからこそ、人のサポートをしたいと思い始めたのかもしれない。

僕自身、ビジョンの解像度が高まれば高まるほど、それ自体にワクワクするようになるし、人を巻き込む力が生まれるし、何よりも、ビジョンそれ自体が現実化する力を持ち始める。その営みに触れ、美しい何かが現実化するプロセスを支援したいのかもしれない。

まぁ、やってみないと分からない。でも、まず、こういう人を1人限定で始めたいと思う。それが終えてまた続けたいと思ったら、もうひとりと。自分の中に欲求が有る限り続けようと思う。

戦略デザインファームで働いていた時、ボスに、「こうすけは、本当に、vision alchemist だよね。」と言われたことがある。多分、そうだと思う。僕は、ビジョンをビジョンで終わらせず、それを現実化することに、生のエネルギーをすべて注ぎ込む。

vision alchemist としての仕事を始めよう。対象は、「何かをすでに始めている人 / 始めることを決意している人」に限定します。やるかどうか悩んでいる人をサポートすることは僕には出来ないためです。ただ、すでに決意している人が、「何から始めよう。」「色々とやりたいことがある。」そんな状態であるならば、それを伺いながら、整理して、あーだこーだと議論もしながら、そして物語にする。

そんな営み、ご一緒してくださる方はいますか。なお、僕もエネルギーを注ぐので、10万円(税別)で始めることにします。

いい出会いがあったらいいな。

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