20200111、墓参り。
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20200111、墓参り。

1月8日は父の命日だ。

20歳で大人になり切れなかった僕は30歳で父親の葬儀の喪主をやる事で精神的な割礼を受けた。

正確に言うと喪主は母だったのだけど何も出来る状態ではなかったので喪主挨拶以外は代わりにやった。

人が亡くなった時、家族はとてもやる事が多い。

悲しんでる暇はない。

人が死んだ後の手続き関係、もう少し簡単に出来ないものか。

と、書きながらもそうもいかないだろうなというのも分かっている。

人1人に紐づいている行政や民間のサービスは数多ある。

色々な引き落とし、カード会社、銀行口座、Facebookアカウント、Twitterの裏垢etc...

携帯の解約も面倒だ。

葬儀の手続きも面倒だ。

四十九日が終わるまでは家族が親族代表として取り仕切らないといけない。

故人の個人の記録(ややこしい)をデータ化して亡くなった後もAIとして会話出来る技術があるらしい。

伴侶であった旦那さんはそのAIと会話してみて、「まるで家内と話してるようだ」と涙を流していた。(確かNHKのドキュメンタリー)

本人を形作るのは事象だったり思い出だったり、匂いだったり物だったり、その人の周りの残像みたいなものなのかも。

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そんなわけで5日遅れで墓参りに行って参りました。

墓参りといっても参るのは数分で終わるので、じゃあ何してるのかと言うと草刈りである。

数ヶ月行かないだけでそれなりに草は生える。

一通り綺麗にしていると、何となく気持ちもスッキリとするものだ。

と、今日行ってみるとお墓は綺麗になっていて真新しいお花が飾られており写真も置いてあった。

夜露に濡れていないところを見ると昨日あたり来てくれているようだ。

写真を見ると若い頃の父と母の写真が2枚、もう1枚に父とサッカーをやっている男性の写真が。

どうやらその同級生の方が一足先にお墓参りに来てくれていたらしい。

死んでもなお、10年以上お参りしてくれる友人を持っている父は幸せだと思う。

昔、20代くらいの頃は法事的な行事は煩わしいと思っていたけど、こうやって先祖からの命のバトン?的なもので今の自分がいるっていう意識は何となく大切な気がする。

駅で女性だけにぶつかる人とか、煽り運転する人とか、飛行機でマスクしないで騒ぐ人とかは墓参りしてないと思う、絶対。

完全な偏見です。

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松谷ヒロキです。映像クリエイター、デザイン、イラスト、お笑い芸人やってます。