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実務未経験Webデザイナーの就活振り返り

私は2020年12月からWebデザインの勉強を始め、約1年転職活動をしていました。その結果、2021年の12月から事業会社のWebデザイナーとして働いています。
Webデザイナーになるまでに落ちた企業の数は240社
そんな長かった転職活動を振り返ることで、自分と同じような実務未経験からWebデザイナーになりたい方の参考になれればと思い、今回記事を書くことにしました。

経歴とキッカケ

まずは私の経歴を簡単に書きます。
2018年4月に大学卒業後、新卒でシステムエンジニアとしてSES企業に就職。
エンジニア時代に携わったフロントエンドの開発で、デザインに興味を持ち、デザインの勉強に集中するため2021年1月に会社を退職。退職時の年齢は28歳でした。
2021年11月に現在勤めている会社から内定をいただき、2021年12月からWebデザイナーとして働いています。

応募した数と内訳

応募した企業の数と内訳は以下の通りです。
次のステップに進めるのは10%くらいの確率でした。

応募総数:243社
書類通過数:34社
1次通過数:4社
2次以降通過数:1社
内定:2社

応募経路は、マイナビやリクナビ、Greenなどの求人サイト、企業の採用サイトから直接応募が中心でした。
特に通過しやすかった応募経路みたいなのは無かったのですが、エージェント経由での応募は通過率が低かったので、実務未経験の場合、エージェントはオススメしません。

やって良かったこと

1年間を振り返って、転職活動でやって良かったなと思うことが2つあります。
ポートフォリオにはデザインだけでなく、デザイン制作のプロセスを記載
デザイナーになるためにはポートフォリオが必須ですが、そこにデザインを載せる際に、そのデザインになった理由、プロセスまで記載していました。
これは何名かの面接官からも好評でしたし、感覚でデザインをやっていないというアピールにもなります。
例えば自分の場合、3C分析、ポジショニングマップ、ペルソナなどを記載していました。

②応募企業のLPのワイヤーフレームを作る
これは今自分が働いている企業にしかやっていないのですが、応募した企業に入社したとしたら、デザイナーとしてこういうLPを作りますっていうアピールをしました。
LPを最後まで作るのは時間がかかるので、ワイヤーフレームまで作り面接官に見てもらいました。
実際に面接官をしてくださった方も「ワイヤー引いてきた人は初めて見たし、それが良かった」と言ってくださっていたので、熱意をアピールする意味でも、やって良かったと思っています。
応募する企業全てに作るのは厳しいので、第一志望の企業にやるのが良いのかなと思います。

反省点

転職活動の反省ですが、もっとポートフォリオを人に見てもらうべきだったなと思いました。転職活動を開始してから、半年経ったぐらいの時に、自分が作ったポートフォリオを、デザインに詳しい方に見ていただいたことがあったのですが、自分のポートフォリオに良いところは、ほぼないと言われました。
やはり人に見てもらわないと、採用担当の方に評価してもらえるデザインになっているか分からないので、人に見てもらう→改善する→また人に見てもらうというのを繰り返すべきだったと思います。

まとめ

長々と書きましたが、実務未経験の方に1番必要なのは熱意です。
スキルはどうしたって実務を経験している人には敵わないので、デザインに対する熱、応募する企業に対する熱というのを、どのようにアピールしていくのか考えることが、実務未経験からデザイナーへ転職する際に大切になると思います。
最後によく聞かれた質問をまとめておくので、ぜひ参考にしてみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

よく聞かれた質問

  • デザイナーを目指したキッカケ

  • よく見るギャラリーサイト

  • 5年後10年後のキャリアプラン

  • 好きなデザイナー

  • デザインが好きなWebサイトとその理由

  • デザインをする上で大切にしていること

  • デザインはどのように勉強しているか

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