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REBEL MOON ネタバレ考察

オタク監督、子供の足し算で映画を作る。

監督はザック・スナイダー。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」をリメイクして一躍有名になった人。
「ゾンビが走って来たら、おもろない?」
って思ってリメイク。

ヒットせず叩かれたのが「エンジェルウォーズ」
「日本のアニメセーラームーンに銃持たせたらかっこよない?」って思ったんだろう。
DCコミック(バットマンやスーパーマンの世界)の映画作りまくったり。
凄いオタクの監督で、「かっこいい」とか「面白い」とかをすごく重視する。
はたから見ると「アホ」に見える。

で今回は黒澤明の「七人の侍」をSFでやったらかっこいいと思って作った。
カッコいい侍+カッコいいSF=すげー映画っていう子供理論。
勿論アホ度は高い。

細けぇこたぁいいんだよ!

主人公は王女を守っていた近衛兵。自分の村をつぶした将軍に拾われて戦闘訓練の末めっちゃ強くなった。
農民、好きだから仲間になる。
賞金稼ぎ、呼ばれてないのに仲間になる。
ターザン、敵の敵だから仲間になる。
伝説の女剣士、どんな伝説かも説明されずに仲間になる。
元将軍の老剣闘士、復讐の為。何の復讐かはわからない。
反乱軍、困ってるから仲間になる。
このメンバーがすぐに仲間になります。
RPGゲームみたいに「洞窟のモンスター倒せ」とか「とある指輪を探せ」とかない。マンガでよくある過去編も主人公以外ない。
因みに敵はナチスっぽい制服着てます。理由はかっこいいからです。
だるい仲間集め終わったらすぐ戦います。かっこいいので。
主人公の過去編も銃撃戦の為に入れました。中だるみしそうなので。
とにかくかっこいい絵をとるためにストーリーが進む。
観ていて「あれ?」って思って気にしない。全てはかっこいいシーンの為にある。
スローモーションが多用されるのも、カッコいい絵を長く見せるため、絵的に魅せるため。
細かいことはいい。早くかっこいいシーン観せろ!そんな映画。

備忘録

「優しさで世界が救えるか?」っていうのはベイマックスのキャッチコピーだけど、ベイマックスよりこの映画にピッタリくるコピー。

ヒーロー映画って自己紹介が長くなるからpart1ってつまらなくなりがち。

「七人の侍」のあらすじは山賊にたかられてる農村を村人に雇われた浪人の侍たちが助ける話。何が凄いのかはよくわからないけど凄腕とわれる剣客が出てきたりと設定も似てる。

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