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特撮ヴィラン語り ~その304 仮面ライダーダイモン/アヅマ~

あのね、やっぱり「変身しなくても強そう」ってキャラはそれだけでヤバいんですよ。
そういうの結構よくやるんですよ平成以降の仮面ライダーって。格闘家出身の人を呼んで来たりさ、あるいは出身じゃなくて普通に現役でやってるプロレスラーの人を呼んで来たりさ。
で、まあそういうのを2022年にやられたんですよ「劇場版 仮面ライダーリバイス」で。

劇場版に登場する新たな強敵キャラ、仮面ライダーダイモン
変身するのは悪魔ギフによって遥か古代に永遠の命を与えられ、秘密裏に世界の悪人達を始末する男:アヅマ。演じるはケイン・コスギさんです。

あっもうこれ勝てねぇ

ケインさんと言えばね、やっぱり日本芸能界No.1の運動神経なわけですよ。
芸能人スポーツマンNo.1決定戦で何年も優勝を果たしたレジェンドであり、いわゆる「肉体派芸能人」という代名詞が定着する一大ブームを築いた立役者。
そんな方が敵に回るってさ、もうヤバいんですよ。変身する前にボッコボコにヒーローを叩きのめすってある種ヒーローモノだと禁じ手というかご法度じゃないですか伝統的に。それが出来ちゃうんですよアヅマっていうかケインさん

終わったわって絶望しかなくないですかこれ

そんなアヅマが変身する仮面ライダーダイモンは、オオムカデ、クロサイ、タコの3種の動物の力を併せ持ち、アヅマ本人の高い戦闘能力も相まって格闘戦ならまず負けなしの最強の敵。姑息な罠を仕掛けなくても真っ向から4人の仮面ライダー相手に無双出来ちゃう強さの持ち主です。
あまりの圧倒的な力に、主人公:五十嵐一輝/仮面ライダーリバイの相棒でお調子者でお喋りな悪魔のバイスも「何あのPerfect Bodyの人強すぎない!?」と中の人をイジって物真似しか出来ません

ちなみにあまりに物真似をアフレコでやり過ぎたせいで、共演者からも「完全にあれはイジり過ぎですよ!」って怒られたそうですバイス役の木村昴さんは

さて、そんなケインさんを語る上で絶対に避けられない、いや避けてはいけないエピソードがございます。
何を隠そう、ケインさんは元々特撮ヒーロー出身でもあるレジェンド俳優。
海外拠点で活動していた若手時代には「ウルトラマンパワード」で主役のカイト隊員を演じウルトラマンパワードに変身。
日本に拠点を移すと「忍者戦隊カクレンジャー」にてニンジャブラック/ジライヤとしてレギュラー出演。
そしてこの「劇場版 仮面ライダーリバイス」で仮面ライダーダイモン役に抜擢ということで、ウルトラ・戦隊・ライダーの3大特撮シリーズで変身キャラをコンプリートしてしまった第一人者になってしまったのです

これ以上伝説増やさないでくれよケインさんもうマジで勝てる気しねぇって

matthew

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