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特撮ヴィラン語り ~その387 仮面ライダードレッド~

2024年に入り、今までの明るい学園モノのノリから事態が急転した「仮面ライダーガッチャード」。
未来からやって来た主人公が自らの存在と引き換えにして現代の主人公:一ノ瀬宝太郎/を再起に導くというエモい展開を経ていよいよここから新展開満載の次章に突入していきます。

まあ今のところ一番の話題になっているのは
その未来の主人公の声を演じたDAIGOさんが新春格付けチェックSPで全問不正解して
タッグを組んだGACKTさん共々「映す価値無し」になり画面から文字通り消えてしまったことですが


東映の公式にもイジられてもうてるもんねアレ

そんな新展開への導入のように年末から登場したのが、新たな敵となった仮面ライダードレッド
錬金生物ケミーの能力をコピーしたケミーカードを使い、敵勢力である「冥黒の三姉妹」が生み出した変身ベルト:ドレッドライバーを装着した仮面ライダーです。
主に変身に使うカードが、SL機関車型ケミーのスチームライナーをコピーしたカード。そんなわけで溶けた鉄の隙間から内燃機関の炎が見えているようなおどろおどろしい見た目をしておりまして、これがなんとも悪カッコいい。
その他にも多数のコピーケミーカードを有しており、それらをドレッドライダーにセットすることで対応する武器の召喚や必殺技発動が可能となっております。

そんな仮面ライダードレッド、なんとついこないだまで変身者が定まっておりませんでした

最初に変身したのは、宝太郎の錬金術師としての先輩である内気な青年:鶴原錆丸
冥黒の三姉妹に目をつけられ、実験データ集めも兼ねて洗脳・強制変身させられてしまいました。
パワーアップを果たした仮面ライダーガッチャードによって錆丸が救われ解放されたあとは、三姉妹の次女で残忍なエセお嬢様(こら)ラケシスと、末っ子ながらムキムキの肉体派なクロトーの2人が使い回すような形で変身したものの、なんと現在は宝太郎たちが在籍していた錬金アカデミーの教師であるミナトがメインで変身し、三姉妹に指示を出してきた黒幕:グリオンに取り入られた上層部の命で教え子たちとの敵対を強いられる羽目に。

劇中での初登場から1~2か月で4人の変身者がいるというハイペースな交替劇。
え、ヒーローモノで変身者が変わるってあるの?と思う方も多いでしょうが、まぁ割とないこともないんですよねこれが。さすがにここまで頻繁なのは珍しいけど。
でも20年前にやってた「仮面ライダー555」は主人公ライダーのファイズすらちょくちょく変わってましたからね。敵味方でベルトの奪い合いなんかしてるもんだから、ゲットしたら変身できちゃうわけで。今誰がどのベルト持ってたっけって分からなくなることも人によってはあるかもしれません。

そんな「仮面ライダー555」の20周年記念映画「パラダイス・リゲインド」、いよいよ来月公開です!俺は観に行きます!絶対に!!

…いや何の宣伝だよ

matthew

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