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特撮ヴィラン語り ~その310 アブソリューティアンの強敵たち~

ウルトラシリーズを制作する円谷プロダクションが運営するサブスクリプション「TSUBURAYA IMAGINATION」。一昨年から私matthewもプレミアム会員になりました。
これがね、シリーズが好きな人は本当に見ててドハマりするんですよ。歴代作品を見れるだけでなく、いわゆる過去のヒーローショーの映像なんかも見れたりするんで。なかなかそういう機会ってないですから本当に面白い。
そんなこの「ツブイマ」において目玉コンテンツの一つと言えるのが、限定配信作品の「ウルトラギャラクシーファイト」シリーズ。全世代の歴代ウルトラ戦士が豪華共演し、ド派手なアクション満載で巨悪と戦う超大作です。

いやもうヒーローショーでも見れませんよこんなん
興奮し過ぎて大きなお友達が毎回鳥肌ぶわぁってなるぐらいなんだから

その中で主にウルトラ戦士と戦うメインヴィランが、アブソリューティアンという戦闘種族。
自らを「究極生命体」と称し、ウルトラ戦士が暮らす光の国を第2の母星とするために歴史と宇宙を股にかけた一大戦争を巻き起こさんとするとんでもないスケールの輩です。
以前このコラムでもそのリーダー格であるアブソリュートタルタロスを紹介しましたが、もちろん彼だけが強敵というわけではありません。

まずはアブソリュートディアボロ(左)。巨大な角とマッシブな見た目が特徴の、非常に分かりやすいパワーファイター。コスモ幻獣拳という宇宙拳法の流派に伝わる奥義の一つ:剛力破牛拳を習得しています。

立ち回りは完全に「北斗の拳」の悪役です(え)

ディアボロは自らの師でもあったマスター・アルーデを殺害、コスモ幻獣拳の総帥を勝手に名乗っております。そして同門で修業していたウルトラマンレグロスを幽閉して痛めつけるというとことん小物な悪役(こら)。
そんなこいつの武器はパワーだけではありません。何と彼は心臓が無事であれば再生できるという不死身の生命力をも持っているのです。5回までの回数制限付きだけど
2023年現在では、レグロスたちに負けて1回、「ウルトラマントリガー」でトリガーたちに負けて1回を消費しており残るストックは3回です。

待って割とチャンスねぇぞディアボロ大丈夫か

もう1人の強敵となるのはアブソリュートティターン。こちらはディアボロと対照的にスマートな騎士を思わせる出で立ちです。
手にした剣だけでなく、兜のような頭頂部のトサカもブーメラン型の隠し武器になっており、二刀流の剣技は華麗の一言。
任務に淡々と従う冷徹な殺し屋ですが、一方で強い相手には敬意を表し、正々堂々と戦うことを好む騎士道精神も持っている美学の男。劇中では危機的状況を脱出するために一時的にではありますがウルトラマンリブットと協力する場面もありました。

お前何で殺し屋やってんのよ
性格が不向きだよ殺し屋には

殺し屋なんでしょ?だったら闇討ちしようよ。正々堂々と正面から戦って勝てなかったら任務失敗でしょうよ。任務に忠実なら闇討ち上等でいいやん、卑怯な戦法ガンガン使おうよ。
でもそういうの大っ嫌いなんですよティターンは。逆にディアボロの方がそういう卑劣な手大好きだから、「騎士の誇りを汚すな!」ってディアボロと対立することも珍しくないほどで。

お前らもう頭ゴッツンしていっそ性格入れ替わってくれ
その方がきっと役割ちゃんと全うできるって

matthew

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