パワーショーケース結果

 現地時間2018/12/27~12/31(日本時間2018/12/28~1/1)までマイアミで開催されたパワーショーケースの結果を投稿します。
今回のNoteは
①はじめに
②決勝進出選手
③ホームランンダービー大学部門詳細
④大学部門ショーケース結果
⑤各世代優勝選手
⑥エキシビションマッチ
⑦おわりに

の7章です。

①はじめに

 今大会は非常に風が強く,特に1日目のU13・高3~高4・大学部門の予選は一時は最大瞬間風速13mという悪条件の中で行われました。
 そのため,前大会U12部門で計56HR(予選27HR+決勝29HR),最長HR412フィートと圧倒的な力の差を見せ優勝したU13部門のTayshaun Waltonが,まさかの0HRで敗退するなど,全世代共に飛距離・HR数が伸びませんでした。

パワーショーケース世代別予選ラウンド最長HR/HR数(2017→2018)
U12:414ft/27HR→315ft/16HR
U13:445ft/20HR→390ft/6HR
U14:442ft/18HR→408ft/7HR
U15:463ft/18HR→416ft/9HR
高2~高3:479ft/10HR→427ft/11HR
高4:516ft/13HR→421ft/7HR
大学:470ft/17HR→427ft/12HR

②決勝進出選手

U12
Talon Haley:16HR,265ft
Chris Levy:13HR,262ft
Gavin Massey:11HR,315ft

U13
Luke Costello:6HR/356ft
Josh Atoimanczyk:5HR,350ft
Eddie Henchek:4HR,390ft
U14
Austin Rogers:7HR,363ft
Kevin Sanchez:5HR,400ft
Drew Ripepi:5HR,397ft
Ty Adams:4HR,408ft
U15
Adam Parzych:9HR,410ft
CJ Picone:6HR,392ft
Gavin Turley:6HR,416ft
高2~高3
Bryan Loriga:11HR,423ft
Malikai Wickley:8HR,385ft
Jon Johnson:2HR,427ft
高4
Caden Wagner:7HR,419ft
Dylan Fesperman:4HR
Louis Zayas:4HR
Luke Stine:4HR,421ft
大学
Jake Gozzo:12HR,427ft
Nicholas Baham:12HR,409ft


③ホームランダービー大学部門詳細

  以下はパワーショーケース大学部門予選ラウンド全選手の結果です。

 日本代表の今川選手は5HR,福原選手は2HRでした。
今川選手はHR最長飛距離1位のJake Gozzoと11フィート差の4位タイ(416フィート)と好記録を残したものの,ワイルドカードでの決勝進出まであと一歩及びませんでした。

④大学部門ショーケース結果

 予選ラウンド前日には60ヤード走・送球速度を計測するショーケースが行われました。
結果は以下の通りです。

 ホームランダービーで優勝したJake Gozzoは60ヤード走42人中5位(6.70秒),送球速度はどちらも1位(92mph/94mph)と凄まじい身体能力を披露しました。
また,トクサンTVで特集されたTaylor Fajardoも1B選手ではスピード・送球速度共に1位と好記録を残しました。(6.68秒,83/86mph)
Fajardoは37オンス(約1050g)のマスコットバットを使用した置きティーバッティングで最速101.7mph(約164km/h)を記録したこともあり,パワー面も極めて優秀です。
https://twitter.com/Coach__Huck/status/953065397955301376

⑤各世代優勝者

U12
優勝者:Chris Levy/19HR
最長HR:Quindon Wright/335ft
連続HR:Chris Ley/7HR
合計HR:Chris Ley/32HR
U13
優勝者:Daniel Gregory/11HR
最長HR:Eddie Henchek/396ft
連続HR:Daniel Gregory/3HR
合計HR:Daniel Gregory/15HR
U14
優勝者:Ty Adams/3HR
最長HR:Ty Adams/408ft
連続HR:Drew Ripepi/3HR
合計HR:Ty Adams/9HR
U15
優勝者:Adam Parzych/8HR
最長HR:Gavin Turley/416ft
連続HR:Adam Parzych/3HR
合計HR:Adam Parzych/17HR
高2~高3
優勝者:Bryan Loriga/11HR
最長HR:Bryan Loriga/457ft
連続HR:Bryan Loriga/5HR
合計HR:Bryan Loriga/22HR
高4
優勝者:Dylan Fesperman/3HR
最長HR:Luke Stine/421ft
連続HR:Luke Stine/2HR
合計HR:Dylan Fesperman,Caden Wagner/9HR
大学
優勝者:Jake Gozzo/10HR
最長HR:Jake Gozzo/427ft
連続HR:?
合計HR:Jake Gozzo/22HR

⑥エキシビションマッチ

 また,ホームランダービー決勝後に大学代表がアメリカンチームvsナショナルチームに分かれエキシビションマッチを行いました。(今川選手・福原選手共にアメリカンチーム)
今川選手は初回2番スタメンで出場,初回の第1打席目にレフト前ヒットを記録&8回には福原選手とバッテリーを組み1回を1回1安打1四球1奪三振無失点の好投、福原選手も7回に同点に追いつくセンターへのタイムリーヒットを放つ活躍で,アメリカンチームの勝利に貢献しました。

⑦おわりに

 今大会は初めて日本の大学から日本人選手が参加したこともあって,Twitter上ではとても盛り上がっていたと思います。
今川選手・福原選手,本当にありがとうございました!

 また,トクサンTVの動画によると,横浜商業高校・アメリカの短大でプレー経験のある大学部門コーチ/パワーショーケースイン・ジャパン代表のブルース・ヒラノ氏が,2019年または2020年にパワーショーケースの日本開催を計画しているとの事です。
https://www.youtube.com/watch?v=WHm2h5rnXW8&t=50s (11:27~)

 実現すれば,2016年の韓国以来2ヵ国目のアジア開催となります。
期待して待ちましょう!。

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