![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104326848/rectangle_large_type_2_24322c71d45283cccf62bf6c8d2ae41f.png?width=800)
『自分で調べることの積み重ねと、調べても解らなかった時にお願いをする時のコツ』
甥っ子に、ソフトのライセンスエラーが出て使えない。と連絡があった。ネットでググって、ソフトの再インストールで使えるようになったが、そのとき、初めて就職したITの会社で教わったことを思い出した。
ググることで秒で解決出来たが、それは膨大な積み重ねからの慣れだけのことである。では、そもそも、その膨大な積み重ねが何故出来たのか。と考えた。(Chat GPTに聞けば全て解決するというのが、今流行っているが、さて?そうなのだろうか。という件はまた後日に。)
思い出した言葉が、
『自分で調べる能力を若いうちに身に着けて置くと良い』と、
『それでも解決せず、やむなく人に尋ねる時は、ここまで調べてここまでやったのだけど、出来ないので教えて欲しい。と伝えてから尋ねる』
ということ。
当時、2000年頃、丁度インターネットが普及したが、Google検索は未だ存在しておらず、未解決の問題を解消するためには、①書籍で調べる。②インターネットのブログ等の情報から調べる。③有識者におしえてもらう。であった。
ググる。という行為は、②インターネットのブログ等の情報に入ると思う。
なので、自分は新入社員の時に、この言葉を教わって以来、なんとなく心に残って実践していたようで、結果、積み重ねが出来ていたようだ。
楽をするという言葉や、結局は人脈ですよ。という言葉を耳にするのだが、それらが構築出来てる人は絶対にすぐ実践できるような方法は教えてくれないし、構築出来てない人は、抽象的にこの言葉を連呼するだけで、さっぱり具体的な方法を伝えてくれない。どうやら出来ている人は、その瞬間では表現出来ないくらいの苦労や蓄積、時間の経過を経ているからなのである。楽をする目標の為には積み重ねと継続が必要ということになる。
で、③の有識者におしえてもらう。だが、有識者という時点で自分が実施していない積み重ねを実施した人。なので、その人に教えて貰えば解決ではあるが、その人の積み重ねを尊重する心が有るならば、自分は知らないことなのですが、ここまで頑張りました。と伝えることで、その人の積み重ねを尊重した上でのお伺いになる。また、教えることが好きな人も居て、そういう人は尊重することで更に色々教えてくれるので大変貴重な勉強をさせていただけたという経験を著者は沢山得ました。
ちなみに、①そんなことは当たり前。②それは知らなかった。③そんな気遣いは要らないよ。④その他。と、色々いるのとは思うが、どれになるかはその人の現在の立場と相手との関係性により変化するものなので、当てはまらない人には当てはまらないということを補足しておく。
で、今回の記事は、②の人が居るのかも。と思って書いた次第。
(イケメン・美女すぎると、この辺は考えなくて良くなることも多いが、自動的に提供される選択肢が多くなってしまって、結果それは幸せなのだろうか?という点についてはまた、別の記事で。)
ご意見・ご感想などいただけますと幸いです。
Photo by_kikugawa さん、画像お借りいたしました。ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?