商品・サービス紹介は動画にすると購買意欲を1.68倍に
こんにちは
ビジネスアニメーターの檀浦です
今回のテーマは購入意向を高める「商品・サービス動画」についてです
2021年時点であなたは商品やサービスについて知ろうとしたとき、
何を基準に購買を検討していますか?
おそらくまず動画を見るはずです( ´∀` )
そして、その後公式サイトを除いて「間違いない」と判断したらポチる
というのがおおよその展開ではないでしょうか?
動画プラットフォームを提供する米Indovoが発表したデータによると
非動画視聴者と比較すると、動画を視聴した人の方が、
全体平均で1.68倍も購入率が高かったそうですびっくり
「人は頭の中で1度使用したシュミレーションをしてから実際に買う」という消費行動に移すという原則があります
文章だけだと想像力を駆使してシュミレーションをする必要がありますが
動画だと見れば分かりますよね?ハウツー動画などが分かりやすいです
購入率を上げた要因はまさに脳内作業をしなくて済むからです
ただデバイスごとによる差はそれほどなかったそうです。
(左のデータを参照)
2015年と少し古いデータなので右の購買決定をする際のデバイス格差は少なくなっているでしょう。
左のデータをみて、
デバイスごとの視聴率は大差がない理由はBtoCではスマホを、BtoBではPCで視聴する傾向があるため一概にスマホ一強という流れではないためです。
そして、
もう1つ気になるデータがあります
これは動画の尺ごとの完全視聴維持率を示したデータです
⇓
企業が打ち出す動画の尺は長くても3分以内
理想としては15~30秒がエンゲージメント、
つまり、より多く視聴されて最後まで見られた率が高いことを示しています。
おそらくこれは「集客を目的とした動画広告における適切な尺の長さ」を示したモノだと思います。
冷静に考えて短いほど最後まで見てもらえるのは当たり前なのですが、
企業がもっとも取ってもらいたい行動=登録や購入までの道のりが動画の尺が長いと遠くなるため短い動画の方がCV(コンバージョン率)も高くなりますし、ユーザーにとっても負担がないため、適切な長さとして評価されたのだと推測されます。
私自身
これまで50社ほどの企業様とやりとりをさせていただいて多かった要望が
「とにかくPRすることを詰め込みたい」というものでした
せっかく作るなら
PRしたいことは詰め込みたいというのは非常によく分かります
自分も同じ立場ならそうしたいと思いますw
ただ残念ながら1つの動画であらゆる役割をこなすのは無理があります
企業が作るべき動画には4つのフェーズがあるからです
「興味付けのみを行う集客動画」
→「欲しいを引き出す教育動画」
→「絶対に必要だと思わせる販売動画」
→「またリピートしたいを引き出すフォロー動画」という流れです
これらの4つの要素を2つ同時に行ったりしようとすると
「何が言いたいの?」や「なんか難しい」と敬遠されて売れない動画が誕生します
この話についてはまた別の機会にしますね
檀浦