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#コンピュータ談義 #Eucalyn配列 #HHKB #キーボード #こだわり

Histone さんの下記投稿を読んで、Eucalyn配列に興味を持ちました。

そこでふと考えたのが、この配列をHHKB にのせると面白いんじゃなかろうかと...

机上試行

Eucalyn 配列のリファレンスとしては、下記遊舎工房さんにあるレイアウト図を参考にしました。

この投稿はキー配列の評価という意味で示唆に富んだ内容となっています。

そうして、HHKB にマッピングした結果が下記の通りです。
白抜けになっているキーは変更無しという意味です。

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黒色の大きなフォントがEucalyn 配列でのキーで、赤色がオリジナルのキーです。
数えた所、たった23個のリマッピングだけで実現出来そうです。

ZXCV キーに変更が無いのは、これらは非常に良く使うショートカットキーですので良く考えられています。

リマッピング作業

私はMacBook Pro 上で、Karabiner-Elements というツールを使用してキーマッピング変更を管理していますので割り当て変更は比較的簡単にできます。

新しく'Eucalyn配列' という名前でプロファイルを作成します。

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Preferences... を開いてリマップの定義を行います。
最初なので'Simple modifications' 画面にて、チマチマと23個のリマップ定義をしたのが下記画面です。

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Eucalyn 配列

以上でEucalyn 配列が使えるようになりましたので、入力を試してみました。

指がつりそうになりました!😝

ある程度慣れないとですね... orz

感覚的には、左手の母音の並びに慣れさえすれば、割と簡単に移行出来そうな感じがしています。
慣れれば子音(右手)、母音(左手)とリズム良く入力可能になる予感がします。

Eucalyn 配列更なるアイデア

Quick & Dirty な方法で、一応Eucalyn 配列をHHKB 上で使える様になりました。
ここで気付きましたが、これHHKB だけに限らないですね、どのキーボードでも同様にEucalyn 配列になります。

という訳で更なる改善で、簡単にできるならという前提ですが...

Karabiner-Elements でのRule化

- リマップ定義を'simple modifications' で一々定義する代わりに、'Complex modifications'のRules を定義して誰でも一発でリマップ可能とする。

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既にDvorak 用にRule が何種類もアップされていますので、同様にEucalyn 配列定義をアップして公開すれば、Eucalyn 配列に興味を持った方々への手助けになると思います。
(少し調べてみますが、誰かやってくれないかなぁ...😝)

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更なるその先に...

Eucalyn 配列では大方、左指母音、右指子音にキーが位置していて、普通は右・左と順番にキー打鍵してリズム良く日本語を入力出来るのが一つの売りとなっています。

それなら、子音と母音を同時に押す事によって直接かな入力出来れば、より効率的に日本語入力を行えるのでは無いでしょうか?
(’あいうえお’はスペースキーとの同時押しで...)

まだしっかりと確認はしていませんが、Karabiner-Elements で複数キー同時打鍵イベントをひろう事は出来る様なので、日本語コードを直接吐き出せられれば実現可能だと思います。

この辺は日本語入力システムとの兼ね合いもありますので、本当に効率が上がるかは現時点では自信を持てませんが、面白い問題だと思います。

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