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#コンピュータ談義 #分割スペース #箱軸 #私的選択 #モジュラリティー

最近Histone さんとのメッセージ交換と下記一連の投稿を拝見し、2つの事に興味が沸きました。

その2つとは下記の通りです。

- 分割スペースバーの使い心地
- 箱(BOX)軸型のメカニカルスイッチのキータッチ

分割スペースバー

長い1本のスペースバーを分割して、左右の親指で独立してタイプ可能とする思想は、富士通の親指シフトキーボードや一般には普及しなかったAXキーボードなどに見られますが、実際にそれを製品化された例は少ないと思います。

日本語ワープロが一般的であった時代に、ワープロコンテストにて高速入力部門トップ者の多くが親指シフトユーザーだった事からも、分割スペースバーは入力効率化という面で可能性が高いと思います。
と言っても、今更仮名入力したいとは思いませんが... 😝

AXキーボード(Alps OEM版)は実際仕事関係で使っていた事がありますが、当時OSが確かDOS 4.0(AXはDOS3.21 ベースで一部3.3機能の取り込み)、Windows 3.0とかOS/2 ver2.0 の頃でしたから、あまり有効に活用できていた記憶がありません。

英語では単語間にほぼ必ずスペースが入って頻度が非常に高いので長いスペースバーは論理的だと思いますが、日本語ではスペース入力頻度はそれ程多く無いので分割により効率向上はあるかと思います。

私は通常、日本語・英語モードの切り替えにCommand+Space、日本語入力時にはスペースは候補選択変更、リターンで確定にしています。

親指は他の指に比べて器用さでは劣るので、多様な役割を担わせるのは少し疑問が残りますが、左右の親指を使い分ける程度では全く問題無いと思います。

箱型のメカニカルスイッチ

キーボードにて好みの製品は、メカニカルスイッチを用いた製品が多いです。
メカニカルスイッチの中では、青軸と呼ばれるタクタイル感が強くて、カチャカチャとキータッチ音が五月蠅いタイプが好みです。😊

つい最近知ったのですが、メカニカルスイッチでも従来のキーキャップを被せる軸が十字軸だけに対し、十字軸の回りに箱型の囲いを加える事でブレなどを減少させた箱(BOX)軸型と呼ばれるタイプが有り、割と評判が良いとか。

この辺りは打鍵感に影響が大きそうなので、是非実際に打ってみて確認したいと思いました。

私の考慮ポイント

Histone さんの購入された「Launch」キーボードならば、上記2つの要素を満たしていますので安心して試してみる事が出来ると思いますが...
躊躇してしまうポイントが何点かありました。

価格

私がこれまで購入したキーボードで最高額が約5万円なので、約$300 というのはまあ受け入れ範疇内ではありますが、それでも価格的に高いなと感じます。

キー配列

現在主に使用しているキーボードが初代HHKB ですので、あまり大きく配列が異なるキーボードをこれから使用するには抵抗があります。
「Launch」キーボードは配列的に、私の好みから外れる点が幾つかあるので、そういった点でも躊躇してしまいます。

HHKB のUS配列でスペースキーが分割できれば最高です!
が、中々そういった製品は存在しません。
次善の配列としては61キーUS配列が候補です。
そしてHHKB至上主義で染め上げる!😝

箱軸メカニカル・キースイッチ

「Launch」で使われているKailh箱軸 Royal は確かに良さそうですが、私としては他の箱軸スイッチも自分自身で試してみたいという野望があります。😊

現在メカニカル・スイッチを簡単に交換可能な61キーUS配列キーボードは所有しています。
しかし、これは光学式スイッチ限定なので使用できるスイッチがかなり限定され、「Launch」キーボードで使用しているスイッチなどが使用出来ないのが難点です。

購入候補として見つけた物

そこで探せば色々な物が見つかるAliexpress で何か私の希望を満たす物は無いかと物色し、下記を見つけました。

Keyboard Customized Set

このカスタマイズド・セットは、通常の電気接点付きのメカニカル・スイッチを簡単に交換できるという優れものです。電気接点付きのタイプですと、選択の幅が大きく広がります。

その上何と分割スペースバーをサポートしたプレートまで付いています!
更にベースのPCB 基盤もそれに対応した物になっています。
基本の配列も61キーUS配列なので、こちらも希望通りです。

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価格は7千円弱とそこそこします(別途スイッチ、キーキャップが必要です)が、機能等を考慮すれば割安にさえ感じます。

ケース自体も金属製や木製の物が単独で販売されていたりしていますので、後に色々と組み合わせて自分好みの究極の1枚を作成できるのも夢が広がりますね。

分割されたキーに、どの様に機能を割り振るかですが...

制約が無ければ、左からコマンドキー、スペースキー、Delete キーにしたいと思います。
しかし上図からすると左端はスペース固定の様にも見えますので、その場合は左からスペースキー、コマンドキー(FN1)、Delete キー(FN2)が良いかと考えています。
この辺りは製品が届いてから確認して行きたいと思います。

分割スペース用キーキャップ

分割スペースを試すとすると、キーキャップとして1.25u、2.24u、2.75u の3つのサイズのキーキャップが必要となります。

中々そういった都合の良い製品は候補が少なかったのですが...
これだと思う製品を見つけました。こちらがリンクとなります。
ただ今一製品構成が判り辛いので、販売元に問い合わせを行っています。

キーキャップ

色々と探していましたら、HHKB ライクなアルファベットが左上印刷されたキーキャップが見つかりましたので、今回はこちらを試してみようと思います。

サイドプリントのタイプは、一発芸的に面白いと思います。😊
指で擦れてプリントがかすれるといった事が無くなるメリットもあります。

メカニカルスイッチ

メカニカルスイッチも別途必要ですが、差し当たっては手持ちの青軸を試してみてから購入しようと考えています。

何故かCherry MX の青軸がストックとしてありますので...😊

現在進行中

上記2つ以外に、現在試してみようと進行中なのが「可変指圧」キーボードです。
指毎に指圧を変更して、力の弱い小指等の負荷を減らしたら使い易くなるかなという期待からです。

流石にクリックポイントやストローク長、タクタイル感まで変化すると指が混乱すると思いますので、出来れば変数は指圧のみにしたいと考えています。

Gateron の光学式スイッチから選択すると、重い順に「黒軸」「赤軸」「黄軸」の組み合わせが良さそうです。黄軸は既に手元にありますので、黒軸と赤軸を別途購入して試してみようと考えています。




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