お笑い芸人キュウから学ぶ、恐竜よりもカッコよく生きる方法
キュウはタイタン所属のお笑いコンビで、2020年・2021年のM-1グランプリでは準決勝に勝ち上がっている実力派漫才師だが、全国的な知名度はまだまだ。
今回はそんな二人の、最もくだらないのにも関わらず、最もありがたい言葉をもらえる、不思議な漫才を紹介しようと思う。
ちなみに僕は単独ライブに行くほどのファンである。
▼キュウ『ティラノサウルス』
<ぴろ(左)・清水(右)>
添付の動画は、「ティラノサウルスってカッコいいよね」というテーマを皮切りに、「でも、ティラノサウルスよりも清水の方がカッコいい」というぴろの投げかけから二人のやりとりが始まるあまりにもくだらない漫才。
その理由が、「ティラノサウルスよりも清水のほうが噛む力が強いからカッコいい」「ティラノサウルスは地面に落ちてるものを食べれないけど清水は手で掴んで食えるからカッコいい」「実際ティラノサウルスと清水は見た目はほぼ変わらないからカッコいい」というどれも天才的なものなのだが、実際清水自身も満更ではないというのがこの漫才のツボ。
(キュウはツッコミ不在の漫才が多め)
やりとりを進めていく中で、清水が「身長はティラノサウルスの方が高い」「身長がでかいほうが外敵からも襲われにくい」という返しをするのだが、それに対してのぴろの一言が革新的すぎて「なるほど」と思ったのでご紹介。
「だとしても、結果向こうは絶滅しちゃってるからね」
「生きてるんだから、カッコいいよ」
あーだこーだ言いながらも、結論この一言に落ち着くのがキュウらしくてついついゲラゲラ笑ってしまうのだが、確かに生きてるだけでカッコいいと思えるのって素敵だよな〜って。
ふとしたときにこの漫才を見て、爆笑したにも関わらず、それを上回るぐらい感心してしまったのが何だか悔しかった。
めっちゃええやん。
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