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東京観光日誌

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東京に住んでいながら行ったことがない。地方に住んでいるので知りたい。定番の東京の観光地をご案内します。
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「東京観光日誌」#42|早稲田、牛込柳町|草間彌生美術館

再び鳩山会館を左手に見て(写真下)音羽通りを南へ歩いて行く。 歩いて数分、首都高が横切るところまでやって来た。 ・ 江戸川公園を通って神田川を渡るGoogleマップでチェックするとその右横には神田川に沿って江戸川公園が西へ横長に延びている。 ここを通って行くことにしよう(写真上下)。 この左横に流れている川が神田川・・何で“江戸川公園”と呼ぶのかな? 調べてみると「江戸川公園周辺の神田川は、江戸時代には御留川と呼ばれ、その後昭和40年までは江戸川と呼ばれていました」と

「東京観光日誌」#41|江戸川橋、護国寺|鳩山会館

10月21日(金)。このところ家にこもって作業していたので、取材でも外に出るのは嬉しい。アソビューという予約サイトのポイントで予め購入していた鳩山会館のチケットが21日までだったので、ついでにそこから近くにある草間彌生美術館と合わせて行くことに決めた。 ・ 鳩山会館へ一番乗り鳩山会館の最寄り駅は東京メトロ有楽町線「江戸川橋」の方が若干近いようだったが、歩く流れを考えて「護国寺」で降りることにした。 出口5(写真上)から出て、音羽通りを南の方へ歩いて行けばすぐに着くはずであ

「東京観光日誌」#40|乃木坂、六本木|21_21 DESIGN SIGHT

国立新美術館を出てランチをとり、再び東京ミッドタウン西の交差点に戻って来た(写真下)。 外苑東通りを挟んで、今度は国立新美術館とは反対方向へ歩くことになる。すでに案内表示もあった(写真上)。ここからミッドタウンガーデンの中を少し歩けば目的地「21_21 DESIGN SIGHT」が見えてくるはずだ(写真下)。 ・ パブリックスペースについて何か・・のどかな感じがする(写真上)・・ 日本の都市には座って寛げるパブリックスペースが意外と少ない、と日頃から思っている。ここは貴

「東京観光日誌」#39|乃木坂、六本木|国立新美術館

8月14日(日)。今日の取材はダブルヘッダで行う。午前中は国立新美術館で「李禹煥(リ・ウファン)」展を鑑賞。その後、午後は21_21 DESIGN SIGHTへ行って「クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門”」展を観る予定。どちらも好きな作家だ。どんな展示になっているか楽しみである。 ・ 六本木から国立新美術館まで東京メトロ日比谷線「六本木」駅に着いて案内図で行き先を確認する(写真下)。 地下鉄通路でも出口F7まで行けそうだが少々面倒な感じ・・六本木の街並みも見たい

「東京観光日誌」#38|池袋|サンシャインシティ、古代オリエント博物館

8月11日(木)山の日で休日。取材は久しぶりだ。 お昼前の池袋駅地下通路は人でごったがえしていた。人にぶつからないよう流れに沿って西武百貨店のある東口出口を目指す。 ・ サンシャインシティを通って地上に出ると一気に暑く粘っこい空気が身体にまとわりついてくる。ここが「サンシャインシティ」へ向かう出入口として一番近いところになる(写真下)。 ここでも行き交う人をよけながら「サンシャイン60通り」を歩いて行く(写真上)。ちなみにこの賑やかな「サンシャイン60通り」とは別に「サン

「東京観光日誌」#36|恵比寿|東京都写真美術館

久米美術館を出て食事を済ませ、再び東京都写真美術館に戻ってきた。もう行列はなく気持ちのいい風が通路を流れていた。 誰もが見たことのある有名な写真、ロベルト・ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」が壁に大きく引き伸ばされていてよく観えた(写真下)。 その横にはロバート・キャパ、それから植田正治の写真も同様に並べられていてゆっくり鑑賞する。 通路反対側の「恵比寿ガーデンプレイスタワー」の中にはモダンなファミリーマート(写真上)があり、そこのイートインで今日初めてのコーヒーを飲み、そ

「東京観光日誌」#35|目黒|久米美術館

6月25日(土)晴れ。 今日は暑くなるという予報だったので、久しぶりにTシャツ短パンで恵比寿に向かった。 ・ 気合を入れて恵比寿へ行く「東京都写真美術館」は以前から気になる美術館だった。いつものようにホームページで事前にチェックしておいた。現在行われている展覧会はというと・・3階展示室では「アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真」。2階展示室では「TOPコレクション メメント・モリと写真 死は何を照らし出すのか」。それから、地下1階展示室では「岩合光昭写真展 PANTANA

「東京観光日誌」#34|要町|豊島区立熊谷守一美術館

昨年、Amazonプライムで「モリのいる場所」(2018)という邦画をたまたま見かけた。内容を全く知らずに観た映画だったが、印象深いシーンがいくつもあった。 「30年もの間、ほとんど自宅を外出する事なく庭の生命を描き続け、97歳で死去するまで生涯現役だった画家の熊谷守一を主人公に、晩年のある1日をフィクションで描いた作品」(Wikipediaより) モリこと画家・熊谷守一をモデルにした映画だった。 ・ 「ぐるっとパス」の最後の訪問6月12日(日)曇りのち雨 週末は大概スロ

「東京観光日誌」#33|桜新町|長谷川町子美術館と記念館

6月7日(火)曇りのち雨。 1969年10月5日に放送が始まり、現在まで52年半続いているアニメ「サザエさん」。一時期スポンサーの東芝撤退で放送継続が危ぶまれたが、新たなスポンサーも付き「最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス記録を更新し続けている。 ・ サザエさんに会いに行く私とサザエさんの関係は、記憶を辿ると・・小学生の時に「8時だョ!全員集合」と同じように毎週観るテレビ番組の一つとして楽しんでいた。それでも中学生になるとほとんど観なくなり、家の誰かが観て

「東京観光日誌」#32|上中里|旧古河庭園

若い頃は花に全く関心がなかった。周りに花を楽しむ人がいなかったせいかもしれない。花に関心を持つきっかけを作ってくれたのが友人の中村君だ。彼は花というより植物全般に詳しく、特に蘭やシダには特別な想いがあったようだった。当時20代頃の私には興味のない話を延々と聞かされ、相槌を打つことしかできなかったが・・それでもいつしか植物と触れ合う機会も増え、少しずつその魅力に気が付くようになってきた。 その造形の独創性、美しさ、色、香り・・そしてそれが多種多様にある。 今年は季節感のある

「東京観光日誌」#31|六本木|森美術館

「お父さん・・展覧会に行かない?」 長女のミツから誘われるとは思ってもみなかった。 「どういう風の吹き回しだ?」と出て来た言葉を吞み込んで、「友達といけばいいのに」と軽く交わす。 「最近ちょっと面倒くさいんだよね・・」とミツ。 「ふ~ん・・で、何の展覧会に行きたいの?」と聞くと・・「・・え!チンポ?」と思わず聞き返してしまった。何だそれは? 「違う違うチンポン!!」ミツも何だかにやついている。・・よくわからない。 「どこの美術館?」と聞き直すと、「森美術館」だという。 ・

「東京観光日誌」#30|初台|東京オペラシティ アートギャラリー

4月30日(土)晴れ。 新宿から京王新線で一つ目の駅「初台」。都営地下鉄新宿線が乗り入れていて「新宿」で乗換える必要がなかった。「新宿」の駅構内は混雑しているのでいつもストレスを感じていたが、スマホの路線情報アプリのおかげで回避できることを知った。ちょっと得した気分。 東京で仕事をしていても結局自分が関係するところ以外はあまりよく知らないものだ。JRや地下鉄、バスさまざまな交通機関を使いこなすのはなかなか容易ではない。東京を訪れる人は特に大変だと思う。スマホを持っていればぜひ

「東京観光日誌」#29|新橋|パナソニック汐留美術館

4月24日(日)曇りのち雨。JR新橋駅に着いた。 いつもネットで交通アクセスは確認するが、目的地に着くまでに案内図も設置されているので、あったら大概チェックする。地図を見るのが好きなのだ。銀座口から出て東へ8分程度歩けば「パナソニック汐留美術館」に着くはずだ。 ・ 「ぐるっとパス」で巡る第2弾先週「朝倉彫塑館」で「ぐるっとパス」の利用2ヶ月間をスタートさせた。今回はピカソが来ている「パナソニック汐留美術館」に決めて、ホームページの案内に従ってe-tixのオンラインチケットを

「東京観光日誌」#28|日暮里|朝倉彫塑館

4月13日(水)晴れ。今月はリコのリクエストで「朝倉彫塑館」を訪れることにした。「以前行って、とても良かったのでまた行きたい🧡」ということなので、「それだったら行ってみよう!」となった。 私は初めてなので、ちょっと予習していかないと・・。 ・ 朝倉文夫について「朝倉文夫」や「彫塑」「建物」等について・・「朝倉彫塑館」のホームページの「施設概要」に簡単な説明文があるので、一通り目を通しておくとより一層理解が深まる。 ホームページの説明文よりさらにかいつまんで書くと・・朝倉文