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「自己/当事者」の話。

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2020年3月の記事一覧

第2回聴覚障害当事者研究シンポジウム2019報告書が完成しました。

2019年9月29日(日)に宮城教育大学で開催した「第2回聴覚障害当事者研究シンポジウム2019」の報告書が完成しました。第1回シンポジウムと同様に無料でダウンロードできるようにしましたので、関心がある方はぜひご覧ください。 第2回聴覚障害当事者研究シンポジウム2019報告書(PDF版) シンポジウム当日のプログラム、開催趣旨、基調講演(東京大学先端科学技術研究センター准教授 熊谷晋一郎先生)及び聴覚障害当事者5名による話題提供の内容を書き起こしたもの、および参加者の方々

相模原障害者殺傷事件の「死刑判決」。これは、何かの終わりなのか、それとも、何かの始まりなのか。

私は、横浜地方裁判所での判決の様子をWebで確認し、「死刑判決」になったことを知った時は、本当にこの判決でよかったのだろうか、これで終わりなのだろうか、という動揺や戸惑いを感じました。もちろん被告人が起こした行為は到底許されるものではありません。裁判所は、主文を最後に回し、判決理由を先に述べており、上記の判決が出された数時間後に判決理由の全文が公開されました(【判決全文】植松被告に死刑判決「計画的かつ強烈な殺意に貫かれた犯行」 [公開日時 2020/03/16 19:45])