「実践」というコトバ。
学校の世界で、そのコトバが安易に軽く使われているように感じることが少なくありません。また、そのコトバをつければ、自分の行っていることがなんとなく格調高いものになるという錯覚があるようです。
そもそも「実践」とは何でしょうか。
「実践」の意味を紐解いてみます。辞典によれば、「実」は「物事の内実・草木のみのり・まこと」、「践」は「足を地につけること・踏み行うこと」をいいます。さらに、その「実践」に対応するギリシア語の「praxis」では、「ある目的を志向し、実りをもたらす実行