自分の人生って言われても

「自分の人生を生きろ」と特に今年はたくさん言われました。
2018年ももう終わりですね。初投稿がこれってなかなか重たい話だと自分でも思いましたが、私にとって今年を象徴する言葉だったのでまあいいかなって。

私はもともと建築業界にいたので、まわりには「いつか独立して自分の事務所を持つんだ」とか「自分の思いを形にするんだ」とかTHE 我が道を行く猛者たちで溢れているせいか、自分の人生というものをとても考えている人が多いんです。
誰にも譲れない確固たる意志や信念はかっこいい。わかる。じゃあ自分も!って気持ちにもなるんですが、持ってないものは持ってないので、同じような熱量で物事を遂行していけないんです。
温度差が激しいって、悲しくて空しくなる。

そのやり方でかっこよくなるのは諦めた。

だから人をサポートする側に回ったんです。
たいていそういう猛者たちって、一つ飛び抜けてすごくって、他は全滅だったりするんですよね。アイディアはあるけど絵が壊滅的にへたくそ。営業はずば抜けてるけど、経費精算はいつもため込んじゃって出来ない。
わたしは飛び抜けて何かができるってわけじゃないけど、大体のことは赤点回避するぐらいはできる(たぶん)
それが好きなわけではないけれど、嫌いじゃないし。だからそうやって生きていこうと思うんだ。と、口にしたら猛者たちからまさかの一斉攻撃。

自分の人生を生きろよ

自分ってなんだ?
人生ってなんだ??
体があって心があって、お腹が空いて、お酒も好きで、犬も好きで、洗濯物は溜めがちで、外に干すと2日後くらいに思い出すような私は私のはずなのに。
自分探しの旅に31で出かけるのはきついって。

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