美女と野獣

ディズニーのアニメ映画「美女と野獣」を観たのはまだ日本にいた頃。物語の面白さもさることながらガストン役の歌声に惹きつけられた。

ガストンの役柄は「自分の邪魔になるものは始末してしまえ!」という考えの持ち主でとんでもないならず者なのではあるが、その歌声だけがただただ素晴らしかったと記憶している。

そんな美女と野獣が現在勤務している学校のスクールミュージカルの演し物となった。

残念ながら武漢肺炎の影響で本来今年の10月公演だったものが来年の3月に延期となっているが、生徒たちは週に3回のリハーサルに精を出している。

私はといえば、生徒のリハーサルのためのピアノ伴奏、および公演時のオーケストラのキーボード担当である。

将来は先生になりたい、と思っていた小学校の頃、そして、将来はやっぱりピアニストになりたい、と思っていた中学校時代、その思いが、その形はどうあれ、実現している。

「Will Powerなるものがこの世には存在する」とは、東京時代の友人がよく口にしていた言葉であるが、やはり、そういうものがそんざいするのだな、とふと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?