東京都知事選挙ポスター掲示場ジャックは選挙を体験できる「有権者参加型」コンテンツ
NHKから国民を守る党「東京都知事選挙ポスター掲示場ジャック大作戦」に関する概要を挙げました。
選挙を体験できる「有権者参加型」コンテンツ
東京都知事選挙(6月20日告示、7月7日投開票)のポスター掲示場ジャック大作戦は、5000円〜3万円の寄付で、東京都内の選挙ポスター掲示場に自作ポスターを最大30枚貼ることができます。※ただし、立候補者の人数によりポスターの掲示枚数が調整される可能性あり
ポスター掲示場ジャックは、自作ポスターを貼ることで選挙出馬を疑似体験できる「有権者参加型」コンテンツとしての狙いがあります。そして、供託金300万円は高すぎて立候補は無理だけど、数万円程度なら参加できるという層をターゲットにしています。このような有権者参加型のアプローチにより、投票に行かない有権者を惹きつけ、政治に対する興味関心を喚起する効果が期待できます。
ポスター掲示場と政見放送の廃止を主張
NHKから国民を守る党は、今回の都知事選挙で30人の候補者を擁立し、自作のポスターを掲示することで、ポスター掲示場や政見放送の存在意義に疑問を呈し、ポスター掲示場と政見放送の廃止を主張します。
都内には約14,000箇所のポスター掲示場があり、その作成費と設置費用、選挙ポスターの印刷費は公費負担されており、選挙には多額の税金が投入されている現実があります。"ポスター掲示場ジャック"はこのような選挙の無駄な費用について問題提起することが目的です。
メリット
選挙ポスター掲示場ジャックに参加するメリットは以下の通りです。
エンゲージメント向上:参加者が主体的に関与することで、選挙への関心や興味が高まりやすくなります。都知事選の被選挙権年齢は30歳以上ですが、自作ポスターを貼ることで、立候補できない有権者も選挙に関与できます。
選挙手続きの理解:選挙プロセスを理解し、政治参加意識が高まります。
個々の主張を表現:自作ポスターを通じて個々の主張やアイデアを表現できます。
選挙への関心の喚起:選挙への関心が高まり、投票率向上につながる可能性があります。
これにより、参加者はより積極的に政治に関与する機会を得ることができます。
掲示場ジャックは適法
みんなでつくる党の関係者らしき岩井という人物が東京都選管と警視庁選挙違反対策本部に問い合わせた結果、"ポスター掲示場ジャック" は合法であり、正式な手続きに従っていれば差し止めることはできないという結論が出たようです。
選挙ポスター破りを教唆するアカウントの存在
X上で、選挙期間中に掲示された選挙ポスターを破るよう教唆するアカウントが存在しますが、選挙ポスターに対して、剥がす、破る、落書きするなどのいたずら行為は、公職選挙法の選挙の自由妨害罪に該当します。この違反行為に対しては、4年以下の懲役や禁錮、または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
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