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行政書士試験受験記録その②

こんにちは。行政書士の松下夏子です。

前回、行政書士試験受験記録その①を投稿させて頂きました。
今回、その②を記事にしたいと思います。


あれから5年。。。

前回の受験記録その①から、約5年の歳月が経過しました。

え!5年!!
月日が流れるのは早いもので、あれからなんと5年経過しております😓
その5年間、私は簡潔に、以下のように過ごしておりました。

◉転職⇒再受験

試験に落ちてから、その流れで次の年の受験を迎えれば良かったのですが、モチベーションが急激に落ち、すっかり行政書士試験の勉強から遠のいていた私。

とは言え、月日が少し経つと、とりあえず何か動きたいと思い始め、受験勉強ではなく、ひとまず「仕業」の世界に少し入ったみたい!という好奇心から、転職する事にしました。

転職先は「司法書士事務所」
「行政書士事務所」も探していたのですが、やはり何と言っても行政書士事務所の求人がほとんどないという現実。

やっと見つけた自動車登録専門の行政書士事務所へ面接まで行きましたが、結果は不採用。

次に見つけた、司法書士事務所で、晴れて採用を頂く事ができ、司法書士事務所で働く事になりました。

行政書士事務所ではありませんでしたが、相続や会社設立等の案件は、行政書士の仕事でも扱える部分があますし、法務局の活用方法や謄本の見方、仕事の進め方、書類の扱い方、お客様との接し方。今でも役に立つ内容をたくさん学ぶ事ができました。

今思うと、自動車登録専門の行政書士事務所で働くよりも、とても有意義な時間を過ごす事ができたなと思います(負け惜しみ😅)

この司法書士事務所で働いている間、1回だけ行政書士試験再受験したのですが、新しい就職先でいっぱいいっぱいで勉強を疎かにしていた私。当然受験したものの、不合格😢そりゃそうですよね。

◉司法書士事務所を退職し専業主婦へ

ありがたい事に、とても忙しい事務所でしたので、いろんな事を経験させて頂き、慌ただしいながらも充実した日々を送っていました。

しかし、夫が転勤となり、引越が決まりました。
仕事も、仕事仲間も大好きであった為、事務所を退職する事には躊躇したのですが、一旦家庭を中心とした生活をする事を決め、事務所を退職し、夫の転勤先へついて行きました。

事務所を退職してから数年。

専業主婦となり、更に子供が生まれ、今度は主婦としての慌ただしい日常を過ごしていました。

私の日常は、すっかり家事と育児一色となり、「行政書士になりたい」という夢を思い出す余裕もなくなってしまっていました。

しかし、育児に少し慣れ、子供も1歳近くになり、夜まとまって寝てくれるようになると、夜に自分の時間が少し持てるようになりました。

夜自由な時間が確保できるようになってきた当初は、子供が寝た後は、ゴロゴロ、テレビを見ては寝る。という日々を送っていました。

◉ある1通の葉書が届く。

せっかくできた夜自由な時間。休息時間だと思い、ゴロゴロしては寝るという日々を送っていた私。

最初のうちはリフレッシュになっていたのですが、数か月経つと、「せっかくの自由時間、ただただテレビを見て寝るだけで終わっていくので良いのかな」と疑問を持つようになってきました。

後々見つけた、とある専業主婦のブログでこんな事を書いていました。

「リフレッシュとは、いつもと違う事をする事。ゴロゴロして体を休息する事も大事ではあるが、それだけでは心は満たされない。自分の好きな事をする時間と、自分自身を高める事をする時間。この両方をバランス良く確保する事が大事。自分自身を高める事をする時間も確保しないと、自分がなくなっていくような感覚になる。」

その当時の私にとって、とても胸に刺さる言葉でした。

そんな、もやもやした日々を過ごしていたある時、1通の葉書が届きました。

それは、司法書士事務所で働いていた時、一緒に働いていたとある先輩からの葉書でした。

その先輩は、司法書士の資格の勉強をしながら事務所で働いており、いつか司法書士試験に合格し、司法書士事務所を開業する事を目標に頑張っていた先輩。

当時は、「いつか自分の事務所開きたいですね」と、お互い夢を語った事もある先輩。

そんな先輩からの葉書でした。

内容は、「司法書士の試験に合格したので、事務所を開業しました」というお知らせの葉書。

ぼんやりと過ごしていた私にとって、自分事のようにとても嬉しく、衝撃を受けた葉書でした。

「あの、超難関の司法書士試験パスして、とうとう開業したんだ。夢叶えたんだ」と。

私は、「はっ」としました。そうだった、私も行政書士事務所開きたいって夢見ていたじゃないか。と。

◉行政書士の試験勉強再開を決める

先輩からの1通の葉書をきっかけに、「行政書士試験勉強を再開しよう!」と心に決めた私。

さて、本日は以上。この続きは、またいつか、行政書士試験受験記録その③で書こうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。







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