柳のようにしなやかに生きる。力を抜けば、歩むべき道が見えてくる
僕たちは、いつも過去にこだわって、今を見ていない。力を抜いて今をしっかりと見つめれば、歩むべき未来が自然と見えてくる。
父の死と事業継承自分の10年後を想像できるだろうか。たとえば、10年前はどうだったかを思い出せば、10年後が今とは全く違った状況になっていることは明らかだ。
僕は10年前、突然この世を去ってしまった父から受け継いだ事業が難航していて、月の半分は仕事で世界中を飛び回っていた。体重も激減し、歯もボロボロで、神経を抜くことになったり、無我夢中で働き続けた僕の体