見出し画像

20230712 山笠撮影ガイド【集団山見せ編】

 祭についてネットに書く時「なるべく祭当日より先にあげて予告をしたり,当日の人に役立つような情報を提供したい!」といつも思っております。なので今日は12日に行われる「追い山ならし」について書くのではなく,13日に行われる「集団山見せ」に関して,自分の撮影の失敗を振り返ることで撮影ガイド的な物を書こうと思います。
 
〇いつごろまでに会場に行けばよいか?
 
 集団山見せの人気撮影場所は,「スタートの呉服町交差点」,「明治通りの西大橋の南側」,「市役所前」あたりになるのかなと思います。
 これらの人気スポットで撮影したことはないのですが,おそらく1時間くらい前にはいかないと最前列は難しいと思います。
 特に,西大橋の南側は「広角で道いっぱいに広がる参加者を撮影」「望遠の切り取り効果を利用する」などがしやすいようで,どんたくの時も人気スポットで脚立をもったカメラ機材も豊富な方々が多くスタンバっているので,結構早くいかないと良い場所はとれないと思います。
 また,呉服町交差点から近い明治通り沿いも,スタートの瞬間を撮れるのでやはり1時間くらい前にはいかないと良い場所の最前列は難しいと思います。
 しかし,それ以外の場所の明治通り沿いであれば,観客はいっぱいいますがそんなにみなが最前列を意識しているわけではないので30分も前にいけば最前列を確保できた記憶があります。また,これは運だめしになりますが,「交差点を三角コーンなどで交通規制する」タイミングで行くと結構ぎりぎりの時間でも最前列を確保できたりします。
 また,呉服町交差点から明治通りは混雑していますが,スタートを待つ山笠が待機する大博通り沿いは参加者しかおらずカメラを撮影している人は少ないです。しかし,台上がりをされる地元の名士の緊張した表情などを撮影できるし,スタート地点に向かう前の出発の様子も撮影できるので,時間ギリギリで良い撮影ポイントを確保できなかった場合は大博通り沿いのスタート間際をみたりするのも乙かもしれません。
 下の写真は小さすぎてすみませんが2018年に櫛田神社ではなく太宰府天満宮の第40代宮司の西高辻信宏氏が台上がりをされるという結構珍しいところで勢水の洗礼も受けているところなどを呉服町交差点の大博通り側から撮影した写真です。 

〇明治通りの場合北と南どちらがよいか?
 
 基本,南側にいる方が山笠が近くを通ることが多かった記憶があります。その他,南側の方が太陽光が舁き山にあたることも多く良かった記憶がありますが,その分待っている時は暑かった記憶もあります。ただ,明治通りは道幅が広く山笠は蛇行するというか南北に揺れながら進むことが多いので,自分が待っている地点で南北どちらの近い側を通るかは運でしかなかった記憶があります。

北側から24㎜で撮影しても結構大きく写った2019年の千代流
北側から24㎜で撮影したらはるか遠くに小さく写った2019年の大黒流
まあでもレンズ交換する時間はあるので70-200㎜を使えば問題はなかったです

〇集団山見せのあとの櫛田入りの練習もおススメ
 
 集団山見せのあとの櫛田入りの練習は,昔は知る人ぞ知る感じだったようですが,山笠ナビさんがツイートを続けられたためにいろんな人が知る様になり,今では恒例行事のようになったとのことです。私も山笠ナビさんのツイートで知ってみることが増えましたが「ただで櫛田入りをみられる」よい機会でありがたいなあと。

2019年の集団山見せ後の千代流櫛田入りをおそらく「う」席より
2019年の集団山見せ後の恵比須流櫛田入りをおそらく「う」席より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?