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20231117 供養のシーズン(人形,写真,筆,数珠,そして夢)

 近日中に執り行われる祭を探していると,供養系の祭が多いことに気づいたのでまず以下に例を挙げてみます。
 
○門戸厄神東光寺の人形供養と写真供養
 
 門戸厄神東光寺では毎年11月19日に人形供養と写真供養を行うようで,以下にその概要を公式HPから引用します。

○人形供養
 毎年、3月1日から11月19日(午前中)までの間に受け付けた、雛人形・日本人形・博多人形・ぬいぐるみなどの人形を供養いたします。私たちの為に役立ってくれた人形たちに感謝し、その労をねぎらい、仏教の教えに従って弔います。
 
○写真供養
 毎年、3月1日から11月19日(午前中)までの間に受け付けた、遺影や家族写真などを供養いたします。1枚ずつの供養となります。
 
○受付のご案内
 受付は3月1日から11月18日の朝9時から夕4時まで、11月19日は午前中のみ、随時行っておりますので、お気軽にご来寺ください。お待ちしております。
○供養方法
 理趣法による撥遺作法(お性根抜き)

 博多にいるころは博多祇園山笠の人形を博多人形師が担当されるので博多人形にも興味を持っていましたが,日本人形とはまた別のものとして名前を挙げられる知名度があるのだなあと再感心しました。
また,供養方法の「理趣法による撥遺作法(お性根抜き)」というのもどういうものなのか知ってみたいと思いました。
 
○赤山禅院の数珠供養

 毎年11月23日の9時頃から行われるようです。タイムスケジュールなどは上の公式HPに詳細に記されているのでそちらをご覧ください。11月はもみじ祭が行われる期間の様なのできっと紅葉もきれいなのだろうなあと。ただしインバウンドでかなり込み合いそうですが…。・゜・(つД`)・゜・。。
 
○東福寺塔頭正覚庵の筆供養
 

 毎年11月23日に行われ,10時から筆を受け付け,筆神輿山内巡行が13時から14時まで,その後14時から15時の間に筆供養が行われるようです。以下解説文を引用します。

臨済宗東福寺塔頭 正覚庵 筆供養のご案内

 古くなった筆に感謝する「筆供養」は、正覚庵で行われ、多くの参拝客が訪れます。 本堂で法要が営まれた後、筆神輿が町内や東福寺境内を練り歩き、午後2時から護摩木が燃やされ、全国から寄せられた筆や鉛筆など筆記用具が投げ入れられます。 煙を浴びると、字が上達するとも言われています。

 字の下手くそさには定評のある私なので煙を浴びに行ってみようかなあ…。
 
 まあでも,~供養と言われて今でも昔でもぱっと思いつくのはさだまさしの『夢供養』。

 まほろば,風の篝火,空蝉あたりがやはり好きですね~。
 
 さだまさしの数あるアルバムの中でも最高傑作と言われることも多いこのアルバムの発売日は1979年4月10日らしいのでご自身の誕生日に発売したのか~。これが11月の発売だったらこのNOTE的にはきれいに終われたのですがさすがにそれはと。
 まあでも11月は1年を振り返りだす時期だから,その年のいろいろを供養する祭がこの時期から多くなるのかもしれませんね。今年の最初に抱いた夢はほとんど実現できませんでしたがまだなんとかなるものもあるので残り少なくなった今年の内になんとか少しでも夢を供養できるように頑張りたいなと。

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