20231025 魚吹八幡神社の祭は足元からオサレ!
魚吹八幡神社の秋季大祭について書こうと思って写真を見返しておりました。
ふっと気づいたのが「足元がオサレ」ということで,黒い地下足袋(?)に刺繍を施している人が結構いるのだなと。
博多祇園山笠でも似たような地下足袋をはいて「エアー地下足袋が楽でよい」などの情報共有がなされているようですが,地下足袋に刺繍をしているのを見た記憶がありません。
これはおそらく,博多祇園山笠では「家で地下足袋をはいてでてからは,帰宅するまで地下足袋を脱ぐことはない」「かなりの距離を走るし勢い水でぐしょぐしょになる」ので地下足袋はかなりの消耗品なのではと思います。
しかし,魚吹八幡神社の場合,おそらくですが地下足袋を脱いでどこかの休憩所に上がって飲食される場合も結構あり,その場合は自分の名前が分かりやすく書いてあることがうれしいのかもしれません。また,地下足袋も数年使えるのであれば刺繍を施すのもよさそうだなあと。
祭を見に行っていた当日はそんなことをまったく気にしていなかったのですが,そういう視点で見てみると,みなさん地下足袋にいろんな情報を書き入れていて,そこからいろんなことが分かるのだなあと。
例えばこの写真だと名字と名前の一部が同じ人が写っていて「この二人は兄弟なのだな~」ということが分かりました(名前は加工で消してあります)。
またこちらも名前は加工で消しましたがな「四十八年会」と書かれていて,年齢も分かるし,その年代は団塊ジュニアで人数が多いから同期が集まって同じ年の会を作れているけど,より年下の同期会は存在するのかなあなどと思いを馳せることもできたりしました。
まあでも本当にこうして祭の衣装をみるだけですごくいろんなことが分かるのでこのあたりいろいろとみていきたいなあと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?