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20230208 建国記念の日の祭

 今年の建国記念の日は土曜日で三連休にならないので祝日感がないですね~残念。しかし,建国記念の日ってもっとなんというか盛大にそれを祝う有名な祭があってもよさそうなのですが意外とないのは何故なんでしょうね。
 櫛田神社でも建国記念の式典は行われていましたが,あれはもう氏子さんたち専門の神事であって祭事では全然ないなあという感じでした。

2021年2月21日の櫛田神社での建国記念の日の式典の様子

 紀元祭の性格など全然わからないのですが,機能主義的(???)に考えると「2月3日に節分という非常に国民的なお祭りがあるから,そのすぐ翌週にお祭りは設定しようがない。」というものなのだろうなあと。2週も続けて大きな祭をしている余裕はないという感じでしょうね。

 「正月の1週間前にクリスマスがおかれたのに?」と言われそうですが,正月という年に1番のお祝いの時期だからこそイベントが固まっても良いわけで,そういう意味では「1月前後に年に一度の祭の大盤振る舞いをしたのだから,次の大盤振る舞いは夏まで!」になって,2月の上旬に2週も続けて祭をするわけにはいかないのだろうと。
 そんな感じで考えると,GWなども「正月と盆以外に長期休みがないのはつらい。中間くらいで休みたい。」という要求が先にあって5月ころに作られた休みのように思えてきます。

 そんなこと考えると,祝日がない6月と12月のうち,6月に関しては梅雨などで休みたい欲求が国民全体で共有されているので,ここ10年くらいの間で祝日ができるのではないかなあと思ったりします。

 こんな感じで,「自然や四季の巡りからうまれた祭」と「人間の休みたい,楽しみたいリズムで生まれた祭」の違いや関係などを検討すると心理学になるのではないかな~などと思っております。

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