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○20240313 祭と神社と公式HPの関係

 博多祇園山笠は博多総鎮守櫛田神社の祭であり,山笠以外にも月に1度は何かしら神事がありそうな活動を活発になされている櫛田神社ですが公式HPというものは2024年3月13日の段階では存在しないと思います。
 そのため,山笠に関してのネットでの広報は山笠を取り仕切る博多祇園山笠振興会の公式HPが担っていると思います。

 こうして祭の主催の主体がHPを作成・管理すると「祭の期間は祭にずっと参加しているから情報の更新ができない」となると思います。しかし観客としては祭の期間の生の情報をリアルタイムで欲しくなるけれど,テレビや新聞などのマスコミも「祭が終わった後」の放送になることが多く,さりとてTwitter(現X)などのリアルタイムのポストをみても散漫かつ量が多くて把握できない…というジレンマはどのような祭も有していると思います。
 そのような状況に「祭の参加者ではなくまたテレビや新聞などのマスコミでもなく基本的には観客の立場から,けれども細かい行事も天網恢恢疎にして漏らさずといった感じで取材してリアルタイムで情報発信してそれだけで終わらず取材内容をアーカイブ化して山笠を本当にしゃぶりつくすように取材しているHP」として山笠ナビ様があると思います。
 https://www.hakata-yamakasa.net/

  基本的には山笠ナビの中の人の勤務先(株式会社ヒューコネクト)の事業としてされているので「仕事」ではあるのでしょうが,中の人の縦横無尽の活躍にすごいなあと感服させられてばかりで山笠について調べる時はよくお世話になっておりました。
 
 で,なんでそのようなことを書いたかというと,本日大阪の天神祭について調べていて,似たような構造があることに気づいたからでした。
 
天神祭についてまずはwikipediaで概要を読んで,最後のリンクで公式HP的なリンクを開いてみることにしました。
 


○天神祭総合情報サイト https://www.tenjinmatsuri.com/
 

 なんかマッチングアプリ関係の作りかけのページがでてきました…。
 
○天神祭 https://osaka-info.jp/tenjin_matsuri/

 

 OSAKA INFOという大阪観光局がしている公的なページにとびましたがnot foundでした。毎年恒久的に開かれる天神祭に関するページは無く,「2024年7月のイベント」として表示されるようです。
 大阪に限らず自治体の観光局などが作成するページはこんな感じで資料性やアーカイブ性に欠けることが多いなあと感じます。
 
○なにわ文化サポーター倶楽部 

 2002年に発足したようで2014年以降の更新はありませんが,大阪天満宮の公認のもと天神祭の紹介ページを作成されていたようです。
 
 天神祭の場合,大阪天満宮の公式HPはあり,天神祭の紹介もなされていますが,情報のリアルタイム発信やアーカイブ性などはない模様です。

 祭が準備期間が長くても基本的には年に一度の行事である以上,HPなどを完備する必要性を感じにくかったり予算措置が困難だったりする理由や,現代においても祭の継承の多くが口承などで行われており,ネットに残すという必要性をあまり感じられていないなどいろんな理由があると思うのですが,想像以上に祭の情報は公式のネットに上がらずかつ蓄積もされていかない傾向が強いなあと感じています。
 けれども最初にあげた山笠ナビさんなどを始め,民間や個人などで「これだけの力量を捧げられるのはすごい!」とびっくりさせられるような充実したHPなどが存在する祭も多いので,今後いろんな祭でそうしたHPが増えていくといいなあと思いました。
 
 ちなみに私が天神祭について知りたかった情報は以下の文献で分かりそうなのでまた目を通してみます。
  
【書誌情報】
辨野真理・下村泰彦 2017 大阪天満宮を中心とした天神祭の領域と天満のコミュニティ. 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集, 2017, 15, 5 – 8.


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