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なぜか勉強をしてしまう仕組み

我が家には小学生が2人いる。
学校の宿題以外に通信教材を利用して勉強をしている。

通信教材は少なそうにみえてコツコツ進めないとすぐに溜まってくる。
やらないのならやめたら良いのだけど、楽しいからやめたく無いのだそう。
でも自主的にはやらないので「やりなさいよー」と言いたくないが言ってしまう。

自主的にやってくれればと数年思っていたのだけど、最近自主的にやるようになり、そこに面白い仕組みができていて「これは応用が効きそう!」と思ったので備忘録的に残しておく。

before

長女の動き

6:00
起きる
パジャマのままリビングへ行く
トイレに行く
ソファに座る
ぼーっとした後、漫画を読むor着替える洋服ダンスがリビングにある
6:20
(早く準備を済ませてテレビ観たりゲームしたりしたい長女。時間が溶けて無くなって怒り出すのでこの辺りで勉強した方がいいよと声をかける)
慌ててリビングテーブルの下から勉強の道具を探し出し勉強を始める
(時々床で勉強をしたりするのであっちこっちに散らばっていて大騒ぎ)

6:45
ご飯を食べる
身支度をする


次女は朝はかなりぼんやりスローペースなのでまだリズムが整ってなくて勉強もしたりしなかったり


after


洋服ダンスがリビングにあることが邪魔になり、寝室へお引越し
(幼稚園児が2人から1人になり、準備も少し楽になったのでリビングになくてもなんとかなるようになった)

6:00
起きてトイレに行くまでは変わらない

パターン1
トイレに行く→着替えるために寝室に戻ってくる
パターン2
明け方にトイレに行っていたら起きてすぐに着替える
(長女がすぐ着替えるのも分解してみると面白そう)

寝室の向かいの部屋がワークスペースになっていて机と椅子が3セットある
(夫の在宅用と姉妹用で準備したけど、姉妹用はほぼ物置か私が使うかだった)
机の上に通信教材と文房具をセッティング(というか出しっぱなし)
椅子に座って、今日やるページを開けるだけで勉強が始められる

終わればリビングに向かい、食事を食べる
たまたま勉強をリビングではなく勉強机ですることがあり、その日をきっかけに声をかけなくても勉強をするようになった

後押ししたのが、通信教材の付録
アラームをセットすることができて時間になったら「勉強しよう〜」とお知らせしてくれる(時間は長女が自分で決めたけど良いタイミングでセットしてあった)

やりたくないけどやらないといけないこと
やり始めたらできるけど、やり始めるまでに時間がかかること

これらのことには、環境の中で仕組みを作ると上手くいくんだなと思う
そのためには、普段の自分がどのようにしているのかを把握すること
どこのタイミングで入れると難なく始められるか検証すること
(ABCDEの順にしていたとしたら、ACBDEやADBCEなどパターンを変えてみる)
その物事にだけフォーカスすのではなく、前後大きめで行動を見ておくことが大事

始める時の労力を減らす
片付ける・探す・準備するなどが前提にあるとなかなか始めることができない
やりたくないことが更にやりたくないことになる

ゲーム性×アラームで自分を動かす
自分で選択して決める
決めたことを守ってやるタイプの長女だからこそ
上手く回せているんだろうなと思う

次女はというと、環境が同じでアラームはセットされていないのだけど
長女が座って勉強しているのを見てつられて勉強している感じ

環境や労力を減らすと同時に性格に合ったものにすると
より状況が作りやすいのかもしれない



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