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実習指導者から実習指導教員になるまで

看護師の資格と臨床経験10年のわたしが
お世話になった方を通じて教育畑にやってきて
7年目を迎えました。

新卒で中規模の病院に就職し、3年目と4年目はプリセプターとして新人指導に携わりました。記憶にはほとんどないですが、新人指導のノウハウ?を教えてくれるプリセプター研修というものを受けながら新人指導に関わっていたと思います。

まだまだ経験の浅い3年目に新人指導という責任の重さがのしかかるなか、新人が何かをするたびに、案外大したことじゃなくとも逐一プリセプターである自分に報告が入ります。ちゃんと指導しろ、指導がなってないと言わんばかりに・・・
新人指導より先輩方の意見箱になることが大変。

5年目になり新人指導から解放されたー!と思ったら、今度は学生指導です。
4年目のうちに学生指導の研修を受け、5年目から学生指導デビュー。
知識という知識がないままに、過去の経験と見よう見まねでやるのでめちゃくちゃです。未だに蔓延る悪習指導(酷いネーミング)とにかくできていないところを指摘する、支援するとは程遠い指導だったと思います。

学生指導をしながら、学生指導に当たらない時には新人指導もしていました。
7年目か8年目になった時にアソシエイト制度が導入されました。
新人の指導も精神的フォローも全てプリセプターがすると負担が大きいので、ベテラン勢に指導を任せてプリセプターは精神的フォローをメインにしていこうという主旨だったと思います。
中堅からベテランへの移行期ということもあり、ある程度知識や技術が蓄えられていたこともあって余裕を持って指導ができていたと思います。あまり負担に感じることはなく、新人さん可愛いなーと思いながら関わることができていました。

8年目・9年目くらいには看護師実習指導者講習会を受講する機会をいただき、初めてといってもいいほど、教育について学びました。といっても、本当に実習指導で必要なところを軽くだったと、改めて勉強をして思いました。
知識があると、人の見方や行動が変わるようで、実習が楽しくなるようにするにはどうしたらいいかな?もっと分かるように伝えるにはどうしたらいいかな?この場面では何を学んでもらおうと考えるようになりました。

実習指導が楽しくなってきた10年目、臨床を離れることになりました。
が、間も無くお世話になった方を通じて学校側での実習指導が始まります。

臨床側と学校側では立場も違うからか同じ学生指導でも全然違うし難しいなと感じました。ここからまた新たな苦悩が始まったと思います。


臨床の実習指導者は臨地実習指導者と呼ばれるのですが、学校側の実習指導者はなんと呼ぶのでしょう?実習指導教員?厚労省のサイトを見てもよくわかりませんでした・・まぁいいか。

臨地実習指導者として6年
実習指導教員として6年
臨地実習指導者の時には全く知識がなかったのですが、実習指導教員になってから少しずつ知識も取り入れながらしてきたので、ようやく少し分かるようになってきたので楽しくなってきました。

次回はあまり記憶にない、実習指導教員の話とこれからについてお話ししたいと思います。

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