最悪の時に周りにいる人が「本物」
「私もね、ずっと探してたんだ。この世界での本当の何かを。私にとってはキリトの手の暖かさがそれだった。」(アニメ ソードアート・オンライン 7話 心の温度より)
リズベット(ヒロイン)がキリトに言った言葉です。女の子に泣き顔で言われたらイチコロだと思いますが、キリト君には心に決めた(後の)奥さんがいたので恋愛的な効果は薄かったようです。うらやましい。そこ代われ。
アニメによく出てくる言葉 「本物」
最近のアニメはストーリーが現実離れしていないので、結構親身に見ることができます。時代や環境も普段私たちを取り巻くそれと変わらない作品が多いので、他人事のように思えない時があります。
その中で上記の「本当の何か」という台詞も然り、いろいろなアニメを見て「本物」という言葉が結構耳に残っていることが多いです。
昔と比べて毎日飛び交う情報が多く、それに伴い変化する社会になっているので、人間関係が希薄なところがあります。そして会話から相手が何を考えているのか掴めない。
毎日誰かしらと何かしらのことを会話しますが、時折その言葉は文字通り「本当なのか」気になることがあります。
人の考えていることを最後まで追うことは到底無理なので素直に受け取りますが、褒め言葉が上っ面に聞こえてしまうことがあります。
本物の人
何が良くて悪いのか、正直人それぞれの価値観におまかせなので、考えがあって動いている人を止めることはできないし、止められる筋合いもない。
だけど、ずっと一人でいられるほど人は強くないのだと思います。
一人で無双している最強主人公だって必ずどこかで弱さを見せて、最良のパートナーを見つけます。(物語は大体そんな風にできている)
本物は調子が良い時に乗っかってくる人ではなく、落ち込んでいる時に助けてくれる人です。
ボクは人生で大きな失敗を2回経験しましたが、多くの人がそこでボクと決別しました。逆にそんなことがあっても心配してくれた親や友人とは、今でも良い関係は続いております。
生きていれば出会いと別れをいろいろな人たちと繰り返すと思います。その中で強さも弱さも理解してくれるような「本物」に出会えたら大切にしたいです。
リズベットの言葉からそんなことを考えました。
#アニメ #人生 #人とのつながり #ソードアートオンライン
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