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ポメラの特性を活かす

ポメラといえばログ媒体としての純度の高さ

ポメラの特性とはなんと言ってもログ媒体としての純度の高さである。
私のポメラの使用用途は、バレットジャーナルとメルマガ原稿の作成、GTDにおけるinboxの作成、そしてフリーライティングだ。メルマガ原稿は元々PCでテキストエディターを使って書いていたのでポメラに移行しても状況は変わらない。ポメラの利点 - 媒体としての純度の高さが際立つのはバレットジャーナルをおこなう時だ。
 
当初、バレットジャーナルには定番のロイヒトトゥルムを使用していた。新しいノートを下ろしたら、フューチャーログやインデックスページを作成してセットアップをおこなう。月の変わり目には翌月のマンスリーログページを作成する。1日の終わりにはデイリーログを振り返り、明日のタスクを箇条書きする。

デイリーログ画面


紙媒体には紙面サイズという制約がある。ここで何が起こるかと言えば、「ページを見栄えよく完成させたい」という欲が生まれる。「空白を埋めたい」「配置のバランスを取りたい」「カラフルなペンを使いたい」等々。こうして出来上がるのが、もはやバレットジャーナルとは言い難いただのお絵かきノートだ。今や「バレットジャーナル」と検索して表示される画像のほとんどは、こういったお絵かきノートである。

ポメラであればページの概念・制約が無く、さらに入力出来るのは純粋なテキストのみなので、そういった雑念に晒されることは無い。雑念が無い分、純粋なログ媒体として気兼ねなく使い倒すことが出来る。実際、ポメラでバレットジャーナルを始めてからはロギングの密度が上がった。

フリーライティングでは、紙ベースの様に矢印であっちとこっちを繋いだり出来ない代わりに、言語化に集中することが出来る。

GTDでinboxを作る際は、ちょっと話が違って来る。inboxではページが埋まるまで思い付く事を絞り出す、というふうにページを基準にするので、ページ概念の無いポメラだと絞り出しの詰めが甘くなる場合がある。ただしDM250ではディスプレイに文字数が表示されるので、文字数を指標にすることでこの点はクリアー出来る。

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