僕が頑張る理由

こんにちは、松岡です。

 
熊本に行って来たのですが、一昨日の19:00頃に熊本に着き、友達のお店でいつもと変わらない(姫路と変わらない)話を深夜までして、2:30頃に寝て4:30頃に起きて6 : 00からゴミ拾いをして、9:59の新幹線で熊本を出て姫路に帰ってきました。
#めちゃくちゃ熊本の無駄遣い
#熊本に行ったのに熊本を見てない

友達のお店(熊本Candy)が最高すぎてもう既に行きたくなってます。

そこで働く若いスタッフさんとお話していて、『なんで頑張れるんですか?なんで知らないことをやれるんですか?恐くないですか?』と聞かれました。

そういえば最近そんなことをよく聞かれます。

有難いことに少しは「頑張ってるやつ」として評価して頂けてるんだと思います。

今日は『松岡がなぜ頑張るのか?』についてお話します。

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▼ 環境が体をつくる。
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一部ご存知の方もいるかも知れませんが、僕は小学生の頃、"いじめ"に遭っていました。

結構ゴリゴリのやつで、学校関係者の方が騒ついていた記憶があります。

学校に行くと
上靴がゴミ箱に捨てられてたり
机と椅子が無くなってたり
黒板に「松岡死ね」と書いてたり
帰宅時にランドセルを見ると中が泥まみれになってたり
給食も僕だけなかったり。

 
1日誰とも会話はなく、昼休みも帰りもひとりぼっち。

ある日の昼休みに「松岡一緒にドッジボールやろうぜ」と誘われて、泣きそうになるほど喜びながらグランドに出ると「ドッジボールではなく、松岡に石を投げつけるゲーム」だった時は本当に死ぬかと思いました。

体はアザだらけ。
父ちゃん母ちゃんにバレないよう、家庭内では裸を見られない努力をしてました。
#いきなり思春期が来た作戦
#すぐバレた

とにかく毎日が不安で、毎日が恐くて。
約2年間ほど小学校に行かなくなりました。

中学になると他の小学校の子達(僕のことを知らない子達)も増えたので、とりあえず学校には行けるようになりました。

でも、2年間も小学校に行ってなかった分、僕はまともに勉強ができません。

まわりの同級生は僕が休んでる間も学校に行ってたので、僕より全然勉強もできるし、友達も沢山います。

なんとなく喋るぐらいの友達はできてきたけど、僕はなかなか不安を取り除くことができませんでした。

【自分は何もやらないし、いつも何かに怯え何かから逃げてるし、何に対しても自信がない。】

受け入れたくはなかったけど、自覚はしてました。

 
ある日、家でテレビを見ているとKinKi Kidsの番組『LOVE×2 あいしてる』が放送されていて、その中の企画で「KinKi Kidsがギターを始める」というものがありました。

KinKi Kidsの2人はギターの持ち方も弾き方も分かりません。
その日を機に、バンドで演奏することを目的として頑張るのです。

 
僕の家には父ちゃんが使っていたギターがあったので、テレビを見ながらKinKi Kidsと同じように僕も弾いてみました。

思ったように弾けないし、弾けないから全然楽しくなかったけど、何ひとつ頑張って来なかった僕は『どこかで何かを頑張りたい』という気持ちもありました。

しかも当時はバンドブーム。

『格好良くギター弾けたら友達できるかなぁ』なんてことを思い、楽しくはなかったけど、少しずつ少しずつ練習するようになりました。

毎日練習してるうちに少しは弾けるようになり、続けて練習してるうちに結構弾けるようになりました。

学校では同じようにギターを始めた同級生がチラホラと居て、どこかのタイミングで僕がギターを弾ける話になり、同級生が僕のギターを聴きに家に遊びに来ました。

気付けば一部の同級生からは【学校で1番ギターが上手いやつ】みたいなポジションになっていて、ギター好きの同級生が僕の家に集まるようになっていました。

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昔程ではないけど、毎日が不安で、毎日が恐いことは、今も変わりません。

ただ、あの頃は『誰も(仲間が)居なかったことが恐かったし、何もできないこと(見てもらえないこと)』が恐かったんです。

僕は、幼少期の環境によって『何もしないと恐くなる』という身体になったんです。

『なんで頑張れるのか?』
『なんで知らないことをやれるのか?』
『恐くないのか?』

これに対して自分なりに答えをつけるなら、『恐いから頑張る。』が答えです。

自信が無いんです。

全部に自信が無いから不安でいっぱいで。
その不安を薄めないと毎日が恐いから頑張ってる。

ただ、それだけです。

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▼ 才能なんて無ければ作れば良い。
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僕は学校に行ってなかった分、学校で才能を見つけることはできなかったし、自信を持つ切っ掛けも作れませんでした。

ずっと『自分には才能なんて無い』と思ってましたが、もしかすると『才能がないことを自覚できる才能』を持っていたのかも知れません。

それを才能と呼んで良いのかは分かりませんが、才能なんてみんなが持ってるモノだと僕は思います。

無ければ自分で作れば良い。
自分がそう思えれば、それが才能だと思います。

人より手が大きいとか、人より笑顔がクシャクシャだとか、目尻にシワがあるとか、覚えられやすい場所にホクロがあるとか、迷子になっても見つかりやすいぐらいハゲてるとか、美味しそうにご飯食べるおデブとか。

全部最高やし全部才能です。

 

ちなみに当時「松岡をいじめようぜ」を作った当事者と今は仲良しです。

去年20年振りに会って仲良くなりました。

今となっては『あの時いじめに遭ってて良かった。』と思ってるし、いじめられてたことを1ミリも気にしてません。

あの時はガチで「死んだろかな」って思ってたけど、今はガチで「どう生きてやろうかな」って思ってます。


ボチボチ本題の『松岡がなぜ頑張るのか?』についてまとめると、『頑張ると不安が薄まるから』です。

「欲」が背中を押して、頑張ってるうちに夢とか目標が生まれてきます。

『こんだけやってるんやからどうせならここまで行こうぜ。』って感じで。

夢があるから頑張るんじゃなくて、不安を薄めるために頑張ってたら夢が見つかる。って感じです。

不安が0になることはないけど10が7ぐらいになることはあります。

不安を薄めてくれた【3】は自信です。

姫路縁も絵もバンドもデザインもカメラもサロンも全部頑張ります。

いつもありがとうございます。

画像1

 
【追伸】
今日はサロンに書こうと思ってたけど、誰かの「勇気」になれば嬉しいなぁと思ってnoteにしました。
見て頂いてありがとうございます。

有料サービスになりますが、オンラインサロン【姫路縁コミュニティ】も覗いて頂けたら嬉しいです。
https://himejien.thebase.in/community 


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