あの日僕はキャリアを捨てた。

付き合いの長い方はご存知かと思うのですが、最近繋がった方の中には『Himejien(姫路縁)』をあたり知らない方もおられると思うので、今日はその話をします。
 
 
姫路縁をはじめた経緯の話です。
 
2019年9月頭に1号店をオープンし
2020年5月末に2号店をオープンしました。

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僕は21歳の時から販売代行業と言う形でアパレル業をやってきて29歳の時に起業したのですが、起業前も起業後も順調に結果をつくってきました。

全く転けてないことは無いのですが、それなりに努力をしてきたことも有り、その努力に見合っただけの成果は出してきたつもりです。

順調に事業も展開していき、一時は7店舗ほどまで拡大していました。
 
 
ただ、ずっと成果を上げ続けているものの、自分の「在り方」や「やり方」に納得がいかなくなってきたんです。

ある程度事業が拡大した時に気付いてしまったんですね。

『俺、ずっと同じことやってんなぁ』って。

同じことをコツコツやり続けることは素晴らしいことだし、もちろんそれを否定しているわけでは無いのですが、単純に僕の性分に合わなかったんです。

最初は事業拡大して店舗数が増えていけば『今より楽しい世界が待っている』と思っていたのですが、実際そこまで行ってもそうでも無かった。
 
事業としては拡大しているし前にも進んでいるけど、僕自身が前に進んでる感じ(成長している感じ)がしなかったんですね。
 
 
アパレルの「販売代行業」と言う業種は、商品等をメーカーから委託してもらい、実店舗のみでそれらを販売するお仕事です。

 
「販売専門」の業種なので、店舗を広げようがそのお店は他社の店舗だし、そのブランドは他社のブランドだし、そこで扱っているモノは他社の商品なんです。
 

在庫リスクの無いビジネスモデルではあるのですが、僕は「つくっていくこと」や「挑戦していくこと」や「知らないことを知っていくこと」に興味があるので、それらを実現していく為に去年、姫路縁という環境をつくりました。

自分達の場所がどう機能するのか。
自分達の商品がどこまで届くのか。
自分達の挑戦がどこまで行けるのか。

この実験に命を掛けたかったんです。

 
そこに時間を費やす為に、販売代行業で展開していた殆どのお店は採算店舗であっても手放しました。(今は1店舗だけあるけど、8月末に全て辞めます。)

 
元々和柄にも興味なかったし、観光ビジネスにも興味なかったけど、今となってはズボズボにハマっています。(和風のものにイチイチ反応する体になってしまった!!)

※ここでは「好きなことの作り方」の話をしてます。

 
あと1ヶ月半ほどで姫路縁をスタートして1年になるけど、もはやそれが早いのか遅いのかもよー分からんな。

今現在はコロナの影響で観光ビジネスは大打撃を受けていますが、このままコロナの収束をただ待っていてもきっと殺されるだけなので、ぼちぼち次の展開に向けて動くかもです。

そっちもこっちもあっちも全部頑張ります。
いつもありがとうございます(^^)

良かったら姫路縁のオンラインショップも覗いてみて下さい。

買ってくれたら大好きになりますが買わなくても大好きです。





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