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大相撲の動画分析(をやるぞ!)

こんにちは。久々すぎて腕のなまりが半端ないです。
「相撲の動画から解析をしてみたい」という思いに駆られてとりあえずTwitterで教えてもらったOpenposeとやらで解析もどきをした結果を書き留めておきます。
ただ、環境構築が難しすぎて今回はまだ分析結果に辿り着けていないことだけ先に報告します。

趣旨

これまでのnoteでは、比較的簡単にデータを取ることができる、過去の成績や体重・身長といった属性変数によって力士の勝敗を説明する試みを行ってきました。
(力士の体重差と勝敗を分析した記事はこちら↓)

一方で、取組の勝敗は属性変数だけで決定するとは考えにくいでしょう。
なぜなら属性変数は取組ごとに変動しないもの(例えば体重差は変動しますが、体重そのものは変動しない)ですが、変動するもの(例えば重心の高さや立ち合いの初速など)も、十分勝敗を予測しうると考えられるためです。

勝敗を動画から分析する

今回着目したいのは、「初速」と「体(部位別)の高さ」です。
アイデアとしては、Abematvで力士がぶつかった時の衝撃度が出されていたことから着想を得ています。
また、大関正代が毎場所解説者から「腰が高すぎる」と言われていることによります。

上記のような要因を分析するなら動画しかないやろ、ということで、2019年の3月場所の観戦時の動画を用いて関節点を検出しました。結果が以下の画像です。
使ったのはOpenpose、PCはM1Macです。
画質は粗いですが白鵬も鶴竜も比較的きれいに検出されているようです。

これから

とりあえず今回は、Openposeに動画をぶちこむというだけの回でした。
1番の目的は統計的な分析ですが、環境構築が難しすぎてなかなか辿り着けません。
次の手順としては、関節点ごとに時系列で座標を出すことでしょうかね。
そうすると初速と腰の高さが出せるのか、とか思っています。
ひとまず、今後も続けるためのコミットメントと思っていただければ幸いです。それではバイバイ。

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