見出し画像

インド女子とジャイプール ブロックプリント工房巡りの旅

海外の人と一緒に仕事をしていて『楽しいな』『最高だな』と思うのは、スピード感が速いこと。今回は趣味ですが、先月知り合ったインド人女子とものづくりを一緒に始めることになった。

早速、手工芸の街ジャイプールに行ってきた。インド女子の人脈やコネをフル活用させていただき、ブロックプリント工房や縫製工場などを見学させてもらうジャイプール3 Days。ジャイプール旅の記録です。

バンガロールからジャイプールまで飛行機で約2時間半。12月のジャイプールは最低気温13度のため長袖必須。機内は極寒のためウルトラライトダウンも必須なんだけど、毎度ながら機内でお腹出してサリー着てるおばさんの体感温度はどうなっているのだろうか。

おしゃれカフェTapri Ashram集合

ジャイプール到着後Tapri Ashram集合からのスタート。

バンガロールで飲むチャイの味と全然違う。バンガロールは牛乳みが強くミルクティーって感じだけどこちらはスパイスみ強め。ジンジャーも効いていてチャイ飲んでる感!

今回は移動が多いので移動手段はUberを1日7時間予約をして利用。金額は3,000円程度。乗る10分前とかに予約しても来てくれるし、目的地もいろいろ変えられるので有難い。時間を超えたら超過料金も勝手に計算いただける。

ブロックプリント工房

観光客向けではなく、業者が出入りするという工房へ。工房と縫製作業場が一緒になっていた。オーダーもできるがminロットは50m。他のブロックプリントも見たが、ここは海外向けの製品も多いようでおしゃれだった。職人さんの速さと正確さがとにかくすごい。

縫製工場

日本向けの製品の縫製をしている工場。生地からパターン、縫製、装飾、検品まで全て対応している。スクリーンプリントや刺繍の機械も完備。パターン・裁断・ミシンは男性担当し、装飾や検品は女性が担当していた。まだインドでミシンをしている女性見たことがない。近所のテイラーさんも全部男性。

もう1つ大型の縫製工場にも行ってきたが、日本企業は中国からインドに流れてきているとのこと。

本物のバターチキンNiros

『本物のバターチキンを食べたことがありますか?』と連れて来てもらったのが、1949年創業のNiros。今までも美味しいバターチキンは食べてきたつもりだったけど、この写真からは伝わらない衝撃のうまさ。かなり量が多いのでハーフサイズでOK。

朝食はHalf Light Coffee Roasters

朝食は、ジャイプールで一番おしゃれなカフェと聞いているHalf Light Coffee Roastersへ。スタバは9時オープン、ここは8時オープンなので、時間的にも朝においしいコーヒーが飲みたいときはこちらへ。

ブロックプリントの歴史を知るAnokhi Museum

入場料50ルピーで予想以上に楽しませていただいたAnokhi Museum。ブロックプリントの歴史やブロックの意味などを学ぶ。地域のアイデンティティを反映しているものもあるようだった。既婚者が着る柄、旦那さんをなくした方が着る柄なども。

ちなみにインド女子は、小さい頃はブロックプリントの服はおばあちゃんが着ているものという印象が強くあまり好きではなかったとのこと。今はおしゃれなデザインが出てきたり、海外からも注目されるようになり、徐々に好きになってきたようです。

Museumの中にはブロックプリント体験コーナーもあった。本来であれば1時間もあれば十分だと思うけど、予想以上に時間を使ってしまったため、アンベール城はスキップで。

絨毯問屋

ここは90%クライアントが海外の絨毯屋さん。自分たちの工場で作っているものも、仕入れているものもある。奥様がデザイナーさんとのこと。
腕のいい職人さんが多く、良いプロダクトも生産できるが、WEBサイト等がなく、販売が弱いという課題を抱えているようだった。
ちなみに絨毯のオーダーメイドも受け付けている。min8枚から。約2カ月ほどで完成。もふもふの絵もとても可愛い。

インド人との飲み会

インド女子の友達との飲み会にも参戦させてもらった。やはりスタート時間が遅い。飲み会スタートは20時半。もちろんオンタイムで来るのは我々のみで。全員集合したのは21時半。『イギリスの会社で働いているからまだ業務中なんだよ~』とPCを開き現れる。ミュートにしているが絶賛MTG中。

インド人の朝は遅い。始業開始が11時。ただお店がだいたい24時にはCloseなので、24時までには解散。

可愛い小物に出会いに

Ratan Jaipur

Nila House

Anokhi

ブロックプリントの布でいくつかのサンプルの作成を依頼し今回のミッション完了。タイミング的に自然染めの工房に行くことが出来なかったので、次回への課題。

ジャイプールではヒンドゥー語ができないと相手にしてもらえないところが多くいろいろ進められたのは完全にインド女子のおかげです。

すぐに結果を求めたくなるタイプの私ではありますが、気長にゆるゆるとものづくりを楽しんでいけたらいいなと思っている。

最後に

ジャイプールの空港のプライオリティーパスラウンジは、過去一すごかった。
ラウンジ(?)に入ったものの、食べ物が空っぽで。『全て終了しました(まだ17時だが)』と言われた訳ですが。『ホットサンドならある』と作っていただいたのがとても美味しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?