『イノセント・ガーデン』救われたい、満たされたいと、つぶやきながら。
眠るとあまりよくない夢をみそうなとき、ついつい
見てしまった、
パク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』。
もっと眠れなくなることは予感していた。
あのパク・チャヌク監督作品なのだから。
『オールド・ボーイ』でもひたすら心の奥をひっかき
まわしてくれた彼のハリウッド・デビュー作。
はじまりのシーンから、なにかがもうすでに起こって
しまった後のことを描いている、不穏な感じが伝わって
きて、胸騒ぎがする。
父親に溺愛された少女は、誕生日になるといつも、
靴をプレゼン