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ナガミヒナゲシ

空き地や道端に咲いてるポピーに似てる雑草、ナガミヒナゲシ。つぼみを開くと中に花が入っていて、パカッと開けると赤い花びらが出てくる。これが面白いみたいで、子がつぼみを摘んではひらいてくれと渡してくるので、よく行く空き地にはつぼみをもがれたナガミヒナゲシが日に日に増えていく。地面には無理矢理開かれたつぼみたち。まだ赤くなる前のつぼみにあたると白い花びらが入っている。花が終わったあとの実をひらくと白い粒々がたくさん詰まっている。つぼみは子どもの力で簡単にもげるけど、花が終わったあとの茎は硬くなり、子どもの力では千切れなくなる。摘んだあとの茎からは黄色い汁が出る。これが服に着くと茶色いシミになり、洗っても落ちない。



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