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BTSが夢見ていた景色を 最高の瞬間をいつか一緒に

最後にnoteを投稿してから約1年が過ぎた。ホビホビとテヒョンのことを書くつもりで、下書きまでほぼ済んでいたけど、その頃、なんだか、なんとなく、不穏な空気が漂っていて、投稿する気になれなかった。新規の私でさえ感じていたのだから、古参の方たちはなおさらにだろう。
悪い予感は的中した。


コロナの影響でアミと直接交流できなくなって、なんとか切り抜けようと、前向きな明るい曲、ダイナマイトをリリースし、そのダイナマイトで圧倒的にファンが増え(私もその1人)、メッセージソングとしてのLGOに元気づけられ、明るい兆しが見えたものの、次のカムバがまさかの英語曲Butter、そして極めつけはPTD。曲はどれも素晴らしいけど、昔をリアルタイムで経験していない私は、昔のような、そしてもちろん韓国語の曲のリリースを期待していたし、なにより彼らの真意はどうなんだろうと危惧していた。本国ではなく米国で開催されたコロナ禍での対面コンサートに批判を浴びる一方、国連に呼ばれて若者を代表してのスピーチには称賛の嵐。SNS離れが顕著に表れだしたところに開設されたインスタグラムにも賛否両論の声がとび、GTA(グローバルトップアーティスト)と呼ばれるようになって、手の届かない存在になってしまったと嘆き呆れる古参の方たちとは逆に、何をしても絶賛する新規ファンやにわかファンは増えるばかり。


会食でみんなが口々につらかったと言っていた。やっぱり本意ではなかったんだ。その時その時は楽しく前向きに真剣に取り組んでいたんだろうけど、心のどこかで葛藤や懸念があったんだ。これが明るみに出たことによってアミはもちろん他のKポファンからも、批判や擁護の声があがり、果てにはBTSとは関係の無いジャーナリストや著名人が様々なコメントをして、間違った解釈を産み、結局またナムにウィボスで言及させる負担を背負わせる始末。


彼らもきっとここまで有名に、人気になるなんて、思ってもいなかったんだろう。それもこんな急に。もちろん世界で通用するアイドルグループを目指していたことは間違いないんだろうけど、夢見ていた場所に行き着いたとは言えなかったのではと思う。それが「Yet To Come」に顕著に表れていた。


メンバーの誰かが言っていた。
「今自分がどこにいるのか、今日が何日なのかもわからない」
「写真をUPしたいけど、いつ出るかわからないコンテンツなのでスポになるかもしれないからUPできない」
どのKポアイドルも、苦労してデビューし、スケジュールをこなしながら、時間がない中でも、Vエプをつけたり、ウィボスでファンと交流したりしてくれている。それがKポアイドルを推す最大の魅力だと、アイドル自身も自覚しているだろうから。
だからBTSだけが特別だと言えば批判を受けるのかもしれない。でも、やっぱり、こんな言葉が口をついて出るほど体も心も疲労していたのかと思うと、彼らの立場は「特別」という枠に当てはまり、同情せざるを得ない。SNS離れや、今回の会食の内容を責めることが、私にはできない。

一生不自由のない暮らしが出来るくらい稼いだだろうし、チヤホヤもされるし、モテモテだろうし、得たものももちろん多い。でも、それと同時に失った自由や本音、目標や希望、アミとの距離は遠くなり、増えたのは国や世界からのプレッシャー。
もう解放してあげたかった。
会食後、幾日かかけて、頭と心を整理して、寂しいながらも、過去コンテンツ見ながらゆっくりソロ活応援するつもりでいたら、釜山expo誘致の広報大使就任のニュース。大規模なコンサートもするという。結局、会社のそういうスタンスは変わることなく続くんだな。所属事務所を批判したくはないけど、もう少し彼らの心に寄り添ってくれていたなら、ここまでの大事に至らなかったと感じた。


「新規が知ったように語るな」「思い出泥棒」などのワードをTwitterで目にする様になったのも、投稿を躊躇った理由の一つでもある。
きちんと彼らを純粋に応援している新規アミももちろんたくさんいるけど、SNSでは、声の大きい知ったかぶり新規や、やたら友だちを作りたがるソンムルアミ活大好き新規、そして1番タチの悪い鍵パカシパアンチアクゲが目立つ。
この巨大になりすぎたファンダムも、彼らをここまで追い込んだ原因の1つだろう。だからこそ、古参の方たちのイラつきや、モヤモヤも理解できるし、自分はそうならないよう気を付けて推し活しているつもりだ。初期から彼らを支え見守ってきた古参の方たちへのリスペクトは欠かしてはならない。


グル活が減ったとはいえ、ここ最近はタリョラ特別編もあったし、秋夕のWライブや各々のコンテンツでメンバーとの話が出たりしたし、インザソムやリズムハイブなどのゲームやらで心を満たしてみたりして、彼らがまた焦ったり自分を見失ったりしないように願う日々。

そろそろジミンのソロ活も見えてきそうだし、私も前を向いていこうかな。
また少しずつ書いてみようかなと思う。

私の大好きな彼らを知ってもらうために、自分の言葉で自分の感じたことを伝えていきたい。そして彼らをもっと好きになってもらえたら。1人でもシパアンチアクゲが減ることを願って。

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