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#2訪問看護って何って聞かれて初めに教わること

まつながです。

早速、次の記事を書き始めていますが、何からまとめていいのやら。。

書き方も、まとめ方も、try & errorを繰り返していくので
読み難かったりすることもあると思いますが、

「こんなに文章書くのが下手くそな奴が、いい記事書くようになったな」

と言ってもらえるような成長の記録にもなれば嬉しいです。

そして今回は、自分の働くステーションに
訪問看護未経験のあたらしい看護師仲間がやってきてくれた時に
その仲間に向かって自分はどんなふうに訪問看護を説明していくかな
ということを意識して書いてみました。

今回は、訪問看護というものを紐解いていくために
私が一番初めに教わった基本的な考え方の基礎をまとめていきます。

”訪問看護って何?”

こう聞かれたら皆さんは何て答えるでしょう。

大きく分けて切り取り方は3つあります。

保険という分け方
病院と大きく違うのは、
訪問看護は大きく分けて
『介護保険』と『医療保険』のふたつの保険制度によって成り立っています。

病院では基本的には医療保険に基づいて医療を提供しているかと思いますが、
ここが、病院と訪問看護の大きな違いの一つになります。
主に関わってくるのは提供したサービスに対する支払い、料金に関することです。

病院では、医療事務さん、クラークさんが、医療保険制度に基づき、私たちの知らないところで提供したサービスに対する料金の請求を行っています。

訪問看護の場合はそれぞれの事業所、ステーションで行ったサービスに対して料金の請求を行います。
その際にどちらの保険に基づいて料金を請求するのかに大きく関わり、
どちらの保険に基づいた契約をするのかに関わってきます。

訪問看護と介護予防訪問看護

一般的に耳馴染みのあるのは「訪問看護」という言葉かと思いますが、
同じように「介護予防訪問看護」という言葉もあります。

このふたつの違いは何でしょうか。

介護予防訪問看護とは、介護保険法にてこのように定義されています。

__(前略)「介護予防訪問看護」とは、居宅要支援者(主治医がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準していると認めたものに限る。)について、その居宅において、その介護予防を目的として、看護師その他厚生労働省令で定める者により厚生労働省令で定める期間にわたり行われる療養上の世話又は必要な診療の補助をいう。

難しく書いていますが、
重要なのは

居宅要支援者に対して行われる療養上の世話と診療の補助である”
ということ。

そうです。

要支援者、つまり介護保険法における介護認定にて

”要支援”
と認定された患者さん、利用者さんに提供される
訪問看護のサービスのことを指しています。
余談ですが、介護認定には7つの段階がありました。
要支援1、要支援2、要介護1から要介護5まで。

このうち、要支援1もしくは要支援2の認定を受けている方への訪問看護によるサービスを介護予防訪問看護といいます。

_________

このように、訪問看護という分野に飛び込んで感じる、
病棟時代との大きな違いには、看護サービスが法律や制度と密接に繋がっており、法律や制度に基づいて成り立っているということを身をもって体験できるということにもあります。

一見、看護に役に立つの?と思える内容ですが、
介護保険なのか医療保険なのか
要介護なのか要支援なのか
という分け方は
実際に訪問看護ステーションで働いていると本当によく使うものなので
無意識に染み付いてくる基本中の基本ですが、
ベースとなる考え方や知識があってこそ先の理解もスムーズになるかなと思います。
私も1番初めにこんな話を教わりました。

以上、こんな感じです。

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