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ミラーレスカメラと同時購入の絶対的必需品

何は無くとも記録媒体

デジタル一眼レフカメラ、レンズ交換式ミラーレスデジタルカメラを購入した際に絶対に同時購入しなくてはいけないものというものがあります。特にEOS R7に的を絞って同時購入の必需品を見てみましょう。

UHSⅡ規格のSDXCカード

絶対に必要なものの筆頭に挙げられるのが記録媒体。EOS R7で言えばSDカードです。EOS R7だと2枚入ります。
SDカードはなるべく高速なものを選びましょうとはよく言われることですが、これは特に書き込みが高速なものを使うと撮影データ記録時のエラーが減るためです。せっかく撮った写真が書き込みエラーで消失ということを避けるためにも高速なものを使うようにしましょう。
またブランドも重要です。SunDisk、Pro Grade、SONY、そして筆者が使っているLexarがお勧めブランドですが、この4ブランド以外は相性の問題が出まくりで、データの消失が頻繁に起こると断言します。エビデンスやソースを求められた場合は経験ですとしか言いようがありませんが。
秒間10コマ以上の連写をしたり、夏場に動画撮影をすると、この4ブランド以外の記録媒体を使うと必ず書き込み遅延が起こりデータが消失することが頻発します。もう上記4ブランド以外は使いたくない、というのが正直な感想です。

UHSⅠカードとUHSⅡカード

信頼できるブランドの中でも高速なものを使え、と言いましたが、具体的にはどんなものを使えばいいのか?
SDカードで言えば、ずばりUHSⅡ規格のものを選ぶようにしましょう。
CanonのEOS R系は全てUHSⅡ規格のSDカードに対応しており、SDカードに記載される転送速度が額面に近い数値として出やすいのがUHSⅡ規格のSDカードとなります。

左がUHSⅠ、右がUHSⅡ。UHSⅡの方がデータが通るルートが多い。

UHSⅡもUHSⅠと互換性を持たせるために同じ端子配列をしている部分がありますが、UHSⅡの場合はその下に独自のデータルートの端子を設けてあります。EOS R7を含めたEOS R系などのネイティブな機器であればこの独自ルートも使うことが出来、その分データ転送速度が速くなるのです。
できればSDカードリーダーもUHSⅡネイティブにした方がいいです。

先にあげた4ブランドの中で、かなり頻繁にAmazonのタイムセールの対象になるのがLexar。並行輸入版以外にも国内流通版もタイムセールになっている場合があるのでマメにチェックするといいでしょう。

タイムセールと言えども4ブランド以外の記録媒体に比べれば高い価格設定ですから躊躇するかもしれません。しかし写真は撮影データが命ですから、命とお金は天秤にかけられません。

アンカーリンクはストラップを長持ちさせる

カメラストラップはカメラの付属品でついているものを使う方、わざわざ違うものを買う方など様々ですが、必ず装着されると思います。

ピークデザインのアンカーリンクス

Canonのカメラはフィルムカメラの時代からそうですが、ストラップホールがスラップに厳しい形状をしています。三角金具を通すNikonに比べるとストラップの耐用年数が半分以下と言ってもいいでしょう。仕事で望遠レンズをつけていると、だいたい1年もすれば擦り切れるリスクが発生します。

ピークデザインのアンカー

アンカーリンクスタイプのストラップアダプタを使うと、カメラ側の金属製ストラップホールには擦り切れに強い素材の紐型アンカー、ストラップ側にはストラップ素材にやさしい合成樹脂のリンクスを取り付けるのでストラップを長持ちさせることが出来ます。

合成樹脂製のリンクス

この組み合わせでは、一脚利用の望遠レンズ使用時や三脚使用時に邪魔なストラップを簡単に外すことが出来るので、その点も便利です。

アンカーリンクスストラップ使用例

せっかく高い金額を支払って「えんじ色のCanonプロストラップ」を買っても純正ストラップホールではすぐに傷んでしまってもったいないですよね。そういう時にこそアンカーリンクストラップは有用です。
アンカーリンクスはそれこそ、様々なものが出ていて価格もピンキリですが、強度面で言うとアンカーの紐部が強いピークデザイン製をお勧めします。擦り切れて限界が近くなると紐部に赤い繊維が見えて限界に近いことを教えてくれます。

ピークデザインのアンカーリンクスストラップの一部モデルはCanonオンラインショップでも購入できます。

液晶保護フィルムは消耗品

EOS R7やR6、R6MkⅡなど、背面液晶のみのモデルにとっては絶対に必要なのが液晶保護フィルム。

液晶保護フィルムのパッケージ

ボディ上面にシャッタースピードや絞りなどを表示するサブ液晶がある場合は、画像確認時以外は背面液晶を仕舞っておけるのでそこまで頻繁に背面液晶を使用しませんが、背面液晶しかない場合はかなり頻繁に背面液晶を確認します。
その場合、撮影時には出しっぱなしにしている状況なので傷がつきやすいのです。そのために液晶保護フィルムなりを貼るわけですが、今度はその液晶保護フィルムにも傷がつく。つまり液晶保護フィルムは消耗品となります。

傷だらけの液晶保護フィルムを使っていると液晶のタッチ機能が上手く使えなくなることがあるので、傷の度合いに関わらず長くとも半年以内には好感した方がいいと思います。

筆者の場合は長くても3か月で貼りかえるので、安めの海外製で2枚入り以上のものを購入します。JJCという中華ブランドの液晶保護フィルムは空気が入いりにくく簡単にキレイに貼ることが出来るので重宝しています。


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