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松永豊和の創作論

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邪道的な創作論を気の向くままに書いていきます。我が道はあくまでも邪道ですので、参考書としてこれを読んでも「売れる作品」を創ることはおそらく出来ないでしょう。
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2022年11月の記事一覧

燃え尽き症候群ってやつだったのかな?

2011年の6月25日にパペラキュウの表紙絵を描き、 そこから描き始めたパペラキュウの第110話目を 2020年9月1日の深夜に描き終えて、 いつものように昼の12時にUPする。 その直前の最終チェックとして原稿を読み返す。 最後のページを見たその瞬間、 なんか物足りないな、とは思った、けれど、 それをそのままUPして、最終話とした。 エピローグが無いままの、ジ・エンド。 実は予定ではエピローグはあった、構想として。 でも描かなかった。 理由は、頭の中の絵が動かなかったから。

創作活動に於ける心・技・体

心技体とは、武道や相撲で重んずる、 精神・技術・体力の三要素のことだそうです。 漫画家にもそれは大事な要素だと思いました。 では、 長編マンガを長期にわたって執筆するにあたり、 心技体のうち、一番重要な要素は何だと思いますか? これは僕の個人的な見解なのですが、 一番重要な要素は「体」だと思うのです、僕は。 「技術」は後からついてくるものなので、「技」は後回し。 「心」が一番大事なように思えるかも知れませんが、 やっぱり「体」だと思うのです、僕は。 なぜなら、 体調を崩す