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《新型コロナ》リモート授業参観

新型コロナウイルスの影響で
密になる集まりを避ける必要がある中、
新潟市内の小学校で授業参観を「リモート」で
という新しい取り組みが行われました。


授業参観といえば、
教室の後ろに保護者がズラリと並び、
わが子に熱い視線を送る、密接空間です。


今回行われた「リモート授業参観」は、
一台のiPadで、教室を広く撮影し、YouTubeで配信。

もちろん、教室に保護者の姿はありません。

自宅で、職場で、子どもの学校生活の様子を見ることができる。

遠方に住むおじいちゃん・おばあちゃんも
孫の学校生活を見ることができる。



新型コロナウイルスが発端とはいえ、
その副産物は大きく、

この学校の1年生の保護者へのアンケートによると、

97%が「リモート授業参観」に参加し、

99%が「継続してほしい」と回答しています。


(新型コロナの影響が長引いた場合に「リモート」を継続してほしい、学校での参観と「リモート」を併用して継続してほしい」を含む)


私自身、自己都合の観点から、

「これはいい!」とすぐさま歓迎モードに入ったのですが、

実際に校長先生のお話を伺うと、


「それぞれの親が都合をつけて学校に足を運び、
生の授業から子どもの様子を感じることが本来の授業参観の意義」


とのお話し。

学校と保護者の関係は、
「便利さ」ではかるのもではない・・・
自身の安易な思考を猛省したのでした。



また、先生方の負担が増えるという意味では、

あくまで、これは緊急時の対応と捉えるべきという考え方もあると思います。



この半年で、様々なことが「新しく」なっていきますね。


その「新しい」を支える力について、
また、平常に戻った時のあり方はどうか・・・など、
色々と考える取材となりました。


ヒソヒソ声でリポートを撮らせてもらいました。


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