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占いや他人からの分析で「男気」と「自立心」に気づいた話

先日、占いに行った。

仕事で悩んでいる先輩から「占い行かない?」と誘われたので、即返事をし、その日のうちに占ってもらった(笑)。




さて、担当してくれた人は、タロット、手相、人相…などいくつもの方法を用いて占ってくれるらしい。


色々言われたことがあるけれど、ここでは割愛する。



とにかく、手相をまずぱっと見せた時に「男性的な手相ね」と言われた。


男気があるとも言われた。困っている人がいたら「まかせろ!」って感じでどこへでも飛んでいくし、そのためにものすごくがんばれる、と。









私は占いを斜に構えて見ている節がある。「節がある」レベル感。

でも、誰かを前向きにするこの職業は、カウンセラーのように、何かしらを抱えている人に大いに役立つとも思っている。
もちろん、私の背中を押してくれることもある。


一緒に行った先輩も、占い師の方から前向きなアドバイスをもらった。




ちなみにこの先輩はなぜか「私に一生奢り続ける」ルールを勝手に作っている。


私は一度も「奢ってください」なんて言ったことがないし、毎回マジで払おうと粘るけれど、決してそれは実現しない。


だから、占いが終わった後に普通に、この占い代でさえ私のぶんを払おうとしていた。



このときばかりは、「いや、払います払います!こういうの、自分のやつは自分で払わないといけない気がします」と言って、決して譲らずにお金を出した。

すると占い師さんが「ほら!こういうところ!男気というか義理を守るみたいなところ。本当に出てるわねぇ」なんて笑っていた。






これが、先ほどの「男気」などに明確につながるのかはわからない。「自分のことだから自分で払うのは当たり前だ」でまとめることももちろんできる。



でも、なんだか私と先輩は顔を見合わせて笑ってしまった。










私は「”自分”がない」というコンプレックスを持っている。



だから、こういう「自分の本質」を他人からの指摘によって発見できると、少し、自分にも軸のようなものがあるんだと実感できる。







占いとは違う話だけれど、先日、友人にはこんなことを言われた。


「君は、自立心がすごく高いよね。”親の世話にならない”って意識は多くの大人が持っているかもしれないけど、そんなことだけでは片付かない、根底のところから『確固たる自立心』がある。たぶん、君を突き動かすもの、原動力の大部分は『自立心』なんだと思う。君の心に根付いているその自立心は、安易な考えの人には到底勝てない。だから、大事にしたほうがいいよ」と。



意見があまりない自覚しかなかったけれど、「親の世話にならない」系の話になると、私は「よく喋るようになる」のだそうだ。



そう言われて、自分のなかに「自立心」があることにようやく気づいた。


なんだか、友人の発言にはすごく納得できた。


理由はわからないけれど、確かに金銭的にも時間的にも、親に何かを負担してもらいたいとは思わない。

なんなら、ずっと突き放しているような「長い反抗期」って感じだ。


決して、「自立心」とかいう大人っぽい言い回しでは片付かない…、個人的には「ムキになっている」ような反抗期だと自覚している。



これが最初に言った「男気」と繋がるのかはわからない。





けれど、「自分」というものを発見するのは、いつも誰かの言葉のおかげでできているんだと思わされる。




やっぱり、私は私のことをよく把握できていないみたいだ。



時には人と深いところまで話して、自分を掘ってもらうと新しい発見があるのかもしれない。



ありきたりな言葉で言うと「外に出て、いろんな人と話そう」ということ。





加えてもうちょっと具体的に言うと「嘘偽りなく、テキトーな関係でない”自分”というものをさらけ出せる相手を大事にしよう」とも変換できると思う。

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